佐久間高校での 『中高一貫教育推進会議』 に出席しました
県立佐久間高校に今年4月から、佐久間中学校が入りました。
「連携型中高一貫教育」として、県立高校の校舎に市立中学が同居するという

中高一貫教育、全国でも珍しい試みです。
佐久間高校の生徒数は、ピーク時には1000人近くいたのが
少子化の影響で現在は171人に・・・
そこで、高校を存続させるために、佐久間中学が同居することになりました。
合同合唱発表会を実施したり、部活動でも中高生が一緒に練習していて
高校生レベルの練習で、中学生はいい刺激を受けているそうです。
しかし、今大きな問題を抱えています

佐久間高校の旧体育館の取り壊しによる、中高間のスペース確保の課題です
耐用年数を経てのことですのでやむをえないのですが
その場合、新たな体育館建設の予定はない為
一つを中高が分け合って使用することとなります
現場では、かなり無理な状況が生じるのでは?と不安視されています
施設面の問題はこれまでも指摘されており、音楽室の授業の重複、放送設備の問題
グランドが不足、不備の為高校生が距離にある旧佐久間中まで通ったり
保健室や会議室も共用で使うなど、デメリットもあります。
まだ連携の取り組みは始まったばかりなので、
これからも問題が出てくるかもしれませんね。
中学生・高校生たちが教育上の不利益を被ることがないように、
大人たちが、いい知恵を出さないといけません。
また、市・県教委など関係機関の早急の応対と対策を要望してきました
市と県という行政機関が違うということが
微妙に考え方に差が出る場合があります。
そこは、地域の人たちがしっかりと要望をして行かないと
いけませんね...
JUNパパ こんにちわ
昨日は、うちの校長(会議の委員として)と出席しました。
西校のような中高一貫と違い、前提が高校の存続という事情でスタートしたケースですので課題は山積です。ハード(施設)の整備は、かなり遅れてる状況のようです。
先日、高木市教育長ともこの件でお話しましたが、予算関係はかなり厳しく納得する回答は得られませんでした。
今後は県の施設(体育館)を市に移行する・・・案もあるようですが、市もかえって迷惑そうでして。ハードルの高い問題が残ったようです。
やはり、アイデア先行で運営となるとやはり行政は及び腰になりますね...
ましては、市と県双方となると縦割りの最たることが起こります。
根本的なものになっちゃいますが、
行政自体が変わる努力をしてもらわないと、なかなか良いものでもうまく事が進みませんね。
JUNパパ こんばんわ
昨日の県教委の話では、これから伊豆の方も統合が進むようです(過疎化地域が中心になってくるのでしょうが・・・)
何か苦し紛れの策?といったら語弊があるかもしれませんが、そんな実感です。
また地元住民も存続のあり方を明確に位置づけ、各自が責任をもたないと子ども達は大変なことになると思います。
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