
商店街のかなり南よりに、水窪郵便局があります。
ここに
山頭火の句碑
(前回の歌人の紹介はここ①)があります。
(紹介ここ②)
水窪の本町を訪れたときのもの。(昭和14年5月2日)
・・・郵便やさん 藤の花を持ち歩く・・・
彼の歌(自由律句を)好きな人も多いと思います。
放浪の俳人、種田 山頭火(たねだ さんとうか)は、酒と芸者と金におぼれる破天荒な人生・・・言うなればだらしない男であった。
それなのになぜか多くの人に好かれ、
珠玉のような俳句を残してます。

浜松から水窪へ来る途中に
西度というところがあります。ここにも歌碑が立てられています
・・・・水があふるる山のをとめのうつくしさ・・・
彼もこの北遠の地をめぐっています。彼のは俳句・・・というより
散文詩(感じたことを、季語や字数など形式にこだわることなく、ありのままの飾りけのない俳句)に近いと思います。
・・・現代の若者の間でも人気ありますよね!
秋山巌氏の版画にもなっているこの句は中でも有名な一つ。
自己の弱さも醜さも、全てを肯定したところから来たのだろうと思われる“潔さ”や、
人々の孤独感への共有、素直さ・・・
それが、今も愛される所以なのかもしれないですね

私の好きなのは、写真の句・・・・
彼の旅立つときの戸惑い、孤独感が伝わりませんか?
山頭火にこの北遠はどう映ったのでしょう
●勉強になりました。
●いい句を残していますね。
●憧れますが、半端な根性では出来ないですね。
以前まだ実家の祖母が生きている頃、山頭火のことを聞くということで、作家の村松トモミ(名前の漢字がはっきりわかりません)氏が、訪ねてきて、祖母が話をしたことがありました。私に知らせてくれれば、記念にサインもらったのにと思うのですが、母も祖母も作家のことは知らなくて、残念でした。
後でテレビ放送があり、坊さんの格好をした、エキストラが実家の横の学校への道を登って行く姿が放映されてました。
山頭火、折口などの作品の生まれた場所みたいな形で何か発信できないでしょうかね。
こんにちわ、オジサン
コメント有難うございます。とても彼のような人生は送れないでしょが・・・
句の一言一言に、考えさせられるところがありますよね。
ところでアメリカ旅行お気をつけて・・・また、面白い話待ってます。
けいこさん、こんにちわ!
先輩の言われるとおり、水窪って結構文化・歴史を素材として町外にアピールできると思います。それも一部の人だけでなく、多くの人に親しみやすく、気軽に関心を持っていただける方法で・・・・
今、その発信イベントを浜松の仲間と考え中です。その節は、よろしく・・・
今日、本町のOさんに会って、ブログの話で盛り上がりました。ご紹介ありがとうございました。
わ~あ!水窪にも山頭火フアンがいてうれしいな~、水があふるるの句碑は家内の親の墓参りにゆくと見かけますが、郵便やさんの句は初めて知りましたよ、家の近くの光明山にも(山のよさももみずのうまさをからだいっぱい)(道しるべ立たせたのふは南無地蔵尊)と言う句碑がたっていますよ!地元を詠んだ句が見つかったら教えてくださいね。
きよみのまーちゃ(おやじ)さん、こんにちわ!
北遠にも山頭火フアン多いはずですよ!彼、あちこちに行ってますから・・・
それから、お店には何回か寄らしていただいたことがあります。
ご趣味も素晴しいですね!(私は、とてもダンスなんてだめですが・・・)
また、山頭火第2弾やってみますね。
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