NHKの大河ドラマ、
風林火山もいよいよ佳境に入っていきますね。
この話には水窪も関わっています。
南信濃との県境に青崩峠があります。

『青崩峠は、遠州と信州の国境にあって、古くからある信州街道(秋葉街道ともいう)の峠である。
この道は昔から海の幸や山の幸が、馬や人の背によって運ばれたことから「塩の道」ともいわれている。
また、戦国時代、武田信玄の軍勢が南攻のためこの峠を越えたと伝えられ、・・・」
(現地紹介の看板より・・・)
作家 新田次郎 「武田信玄―山の巻」 は、
信玄が青崩峠を越えて水窪を通過したときの様子を詳しく書いています

(武田騎馬軍団)
「信玄は馬上豊かに峠に向かって進んでいた。
・・・周囲は厳重に固められていた。
・・・信玄から7人目に長い髯の老将
・・・この老将こそが信玄の変装した影法師であった」
信玄の本体約25000から30000の兵がこの地を南下していった。
(私が思うに・・・)
当時の水窪人はさぞおどろいたろう・・・・
ただ、不思議なのは・・・・
郷土史もうたうとおり街中を信玄が通ったという言伝えが残っていないことです
歴史の風化の不思議を感じます