★ブランドいちじく★

先日、仕事でお邪魔したテクノさん(浜松地域テクノポリス推進機構)で

珍しい「いちじく」を紹介されました

浜北の加籐農園さんが作っている「加糖味(かとうみ)いちじく」

通常のいちじくより一回り小ぶりであるが、甘味が強い品種

どうやら、こちらだけに昔から伝わる貴重な在来種のようです

★ブランドいちじく★

今回、その「加糖味(かとうみ)いちじく」をブランド化したいと相談を受けることに

確かにみた目にはよくないが、味わい深いものがあり独特の風味もある・・・

代々にわたり、こちらの農家が大切に原種を受け継いできたものなのでしょう


農産物は、安定的な大量生産を目的に品種の改良が日夜行なわれ

選抜された品種のみが一般的には市場に出回るのですが

地域だけに古くから伝えられる貴重な伝統農産物もあり

例えば、有名な京都、加賀などの地方産野菜の多くは消費者の支持を得ています

ただ、ブランド化となると課題の多いことも・・・

ある程度のマーケットに対応可能な生産量が確保できるのか?

均一な品質は担保できるのか? もちろん単価? 扱い販路は?

しかし、このような地域ならではの伝統農産物は確実に減ってきており

出来れば、農業界のためにもこの伝統種の保存が出来ることが望ましいと思っています


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この記事へのコメント
いちじく、大好きです!!
いただきものがたくさんあるので、毎日ひとつずつ食べています。
食べ時に当たり外れがありますね。どれを選ぶかは、ロシアンルーレット。
いちじくの面倒なところは、皮をむくところ。それさえクリアすれば、まるごと食べられるのがいいですね。
やっぱり、スイーツに入れて商品化ですね!!
あと、女性をターゲットに美容健康にイイとところをうたえばOK。
Posted by 茶の国茶の国 at 2010年09月13日 08:09
茶の国さん こんにちわ

今シーズンですね
健康にもいいし、これから注目される果実かもしれません
ただ、この時期は特に日持ちがしない、痛みやすいのが少々難点です

女性をターゲットにスイーツ・・・は、私も同感でして
例えばブランドとして、有名な千疋屋さんなどが扱ってくれるといいですね
もちろんハードルが高いことは承知しておりますが、これからは農家さんもある程度は、自らの農産物に高い品質意識を持つ必要があります
Posted by 水窪 at 2010年09月13日 17:22
まろんです

はじめまして
先週の連休中、はじめて キャンプでお世話になりました。
(ありがとうございます)
紅葉も素敵でしょうね。また遊びに行かせて頂きたいと思います。

***

加藤農園さんには公私ともにお世話になっております。
今年、はじめて このイチジクを頂きましたが、口に入れた
瞬間に クリームのように溶けて、それは美味しいイチジク
でした。

いちじく狩りもさせて頂きましたが、生産者さんが心をこめて
育てているのだと実感しながら、いただきました。
Posted by 花花まろん花花まろん at 2010年09月26日 01:34
花花まろんさん おはようございます

キャンプ場のご利用ありがとうござざいました
今後ともよろしくお願いします
今週は水窪もすっかり秋の装い、朝夕はすっかり冷え込みようになりました
一昨日から、冬布団に変えました(笑)

ところで、イチジクのお話ですが・・・
中山間地の日本農業はどこも厳しいものがあるのですが
ひとつひとつ地域の農産物を見てみると、魅力的な食材がたくさんあります
ただ、生産規模が小さかったり、販売先が確立されてなかったり・・・
そんな素材をもっと大事育てていくにしていく必要があると思います

生産から販売、流通の仕組みづくり、いわゆる農業の6次産業化ですが
まだまだ、始まったばかりの取り組みですが、これからの課題ですね!
Posted by 水窪水窪 at 2010年09月26日 08:04
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