昔から信州の郷土食の定番食材に“おやき”があります
小麦粉・蕎麦粉などを水で溶いて練り、薄くのばした皮で
小豆、野菜などで作ったあんを包み焼いたもので焼き餅とも呼ばれます
今では、信州全域で一般的に販売され、メニューも定番の
野沢菜やなす、切干大根を始めりんご、かぼちゃ、きのこといった具材もあります

(写真は、先月いった北信州の千曲川直売所の様子)
村おこし事業としてスタートした信州「小川の庄おやき村」の
おばあちゃんの縄文おやきは全国的に有名になるばかりか
広く海外へもヘルシーフードとして人気が集まっています
ここ水窪の長野県境の山村集落でも、その流れをくみ、同様の焼き餅として
“そばぼっとり”という蕎麦粉をねり囲炉裏の灰の中で焼いた食べ物がありました
南信州では、“灰焼きおやき”と呼ばれていたものですね
今では、お目にかかることもほとんどないのですが、、、
・・・その水窪の伝統食材の商品化ができないかな?
そんな、お話をいただきました
もちろん、そのままというわけにはいきませんが
地元の素材をふんだんに盛り込んだ
素朴な味わいの新おやきが出来ると面白いのかと思います