山深いこの北遠の地、
水窪(水久保)に
約300年前の元禄時代、
驚くことに、
蕉風俳諧 が盛んに歌われ栄えていました
(松尾芭蕉が確立した、
民衆の言葉で自然と人生を詠んだ句のこと)


向市場地区の三輪家(当時、酒造業)に
『御用木伐りだし』の幕府役人が宿泊していました
/// 当時この地域は幕府直轄の材木を出すところでした ///
彼らの中に、
俳諧に非常に才能を発揮された人がいて
それらが中心となって
京都にも引けを取らぬ、
この街に高いレベルの俳諧を残したわけです
地元で開かれた句会は、なんと約10年以上にわたり続けられたそうです
またそれらの句は、
山住神社の大祭のとき、丸一日をかけ奉納されました
/// その資料は、山住神社に保存されています ///
この街にそんな高尚な文学の歴史があったんですね!
詳しい資料は、
水窪民族資料館で見ることが出来ます