
一昨日の静岡新聞に
『町にも村にも格がある』 記事がありました
元掛川市長の
榛村さんが「村格・都市格研究所」を設立
自治体の行財政力だけ出なく歴史や自然の豊かさ、食と農、教育など
50の指標をあげ、町の評価をし、街づくりのサポートをしていくというものです。
目からうろこです・・・街の価値は単なる商・工業の数値だけではないのです
記事に、柳田國男は「人に人格があるように、村にも人格がある」
元中川大阪府知事が「大阪は、人口も工業出荷額も多いのに人は、京都へ行く・・・・」とあります。
昨日の続きですが・・・市町村合併の価値がどこにあるのか?
合併浜松は、確かに旧市町村の財政赤字という負の遺産も引き継いだのですが
一方で金に変えられない、かけがえのない財産も手にしたと思います。
北遠の森林・緑化、環境そして歴史・豊かな文化と・・・・

以前、知り合いの
ブティクBIGI・石井社長が
イタリアの都市(街)づくりについて話してくれました
浜松と同じ車の生産都市だが、
街に文化の歴史を残している魅力的なところだと・・・
フィアット、アルファ・ロメオで有名なトリノは
従来から工業都市とのイメージが強いが、
2006年の冬季オリンピック招致を契機に更に文
化観光都市としてのプロモーションを強化している
浜松にかけているのは、その部分だと
今回の行革審も市議会もそして旧浜松市民もその価値に注目していただきたい。