
水窪では、お盆に先祖や亡くなった人たちの精霊(しょうりょう)が
灯かりを頼りに帰ってくるといわれ、
庭先や門口で迎え火や送り火を焚きます。

また各家では霊を迎えるための盆棚(精霊棚)を作ります
位牌の前には、
なすやきゅうりで作った牛や馬を供えます。
これは先祖の霊が「きゅうりの馬」に乗って
一刻も早くこの世に帰り、
「なすの牛」に乗ってゆっくりあの世に戻って行くように
との願いを込めたものといわれています。
ほかに、香花・浄水・盛物・果物・野菜、それに、そうめん・餅・団子など
故人の好きだった食べ物などを供えます