なんとも変わったタイトルの本ですが、超真面目な内容なんです
石川県の羽咋市に勤めるいち市役所職員の紹介なのですが
これがスーパーな、、、と言うより破天荒な公務員でして
メディアを駆使して、世界の有名人を相手にビジネスを展開
過疎、限界集落を再生する・・・のです

その戦略のひとつが、地元の米をローマ法王に送りつけてまう
超~無茶な話だが、これが法王への献上米と認められ『ローマ法王御用達米』となる
これをきっかけに、ブランド米が出来上がり農村の米作りは生まれ変わる・・・
人口衛星で米の味覚測定をしたり、エルメスの書道家によるパッケージデザインも
他にもUHO村構想をたて、本物の宇宙ロケットを買ったり、宇宙飛行士を招いたり
超一流フランスの三ツ星、アランデュカスとコラボしたり
あげくに、レーガン・サッチャー・ゴルバチョフに手紙を書いて仕事の協力を依頼ときりがない
もちろん、地道な施策も怠らず、例えば地域の伝統行事を生かした若者定住策も次々と展開していく
それはひとつひとつが、綿密に計算しつくされた戦略の数々であり
何事にも買えがたい不屈の努力、実行力の賜物なのです
『可能性の無視は最大の悪策、1%の可能性があるならやってみろ』
『理論より実践』、これが公務員、高野さんの口癖
市役所の職員にアントレプレナー精神を!
ちなみに、浜松市役所職員の皆さんにも是非、一読をお勧めいたします