父親の三回忌の法要をすませてきました
うちの菩提寺は、街中にある曹洞宗の永福寺(ようふくじ)
早いものでもう二年、(亡くなった翌年が一周忌、その翌年の2年後が三回忌ですので)
月日の経つのはアッという間ですね

ここしばらく町の高齢化が極端に進み、日々の葬儀の数も急増しています
我が家は水窪の入口にあるため、葬儀を告知する看板が設置されるのですが
その看板が外される日が無いほど多くなりました
高齢化率(65歳以上)が昨年50%を越えたのですから、当たり前と言えばそれまでですが、、、
このような現象は今の山間過疎地を象徴するものですが、やはり複雑な思いがあります
これから数年、このような状況が続くことが推測され
すぎた人口分布のアンバランスにより、街全体が機能不全になることが危惧されます
冠婚葬祭をはじめ、地域の自主活動など、あらゆる社会的共同生活は維持困難な状況に、、、
いわゆる危機的な限界集落化(・・・好きな言葉ではありませんが)の本格的な訪れです
田舎において持続可能な地域づくりが謳われる中で、現実に山村の疲弊は待ったなしで進んでいく
これから日本の農山村をどうしていくのか?どうしたいのか?どうすべきなのか?
実は本来的な議論もなく、地域はないがしろにされたままです
どこかに今の社会に大きなひずみがあるんだろうなと、、、つくづく感じるこの頃です