★真冬の造形美★

   真冬の寒い朝を迎えと、茶畑は真っ白

   雪が積もっているのでなく、霜が降って一面が白くなっている

   外へ出てみると,ほおや耳が切れるように冷たく寒い

   雪が積もっているときより寒く感じる

   やわらかい土の上を踏んでみると霜柱のザクザクという音がする

★真冬の造形美★

   近づいて、茶の木を見てみると

   茶葉の一枚一枚が、幾何学の模様をなして美しい

   霜の結晶がおりなす、その光景は芸術的でさえある

   この自然の作る造形は、人間がいくら工夫しても二度と同じものはできないし

   陽が昇ればあっという間に消えてしまう

   結局、この風景を見ることができるかどうかは一期一会だと思う


   平凡の中に非凡がある、、、

   良く見ると、どこにでも見かける風景なのだけれど

   丁寧に観察すると、実に美しい風景というものがある


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この記事へのコメント
感じる心のゆとりですね。
今年も美味しいお茶が出来ること祈っています。

過疎地域に取り組む人生設計が素晴らしい!いつもブログを見させていただいてそう感じています。
今年もブログ楽しみに東京多摩から声援送らせていただきます。
本年もよろしくお願い申し上げます。
Posted by R・フラワー at 2010年01月05日 09:55
茶の葉の霜、きれいですねー!
不思議な霜のつき方ですね。
葉っぱが呼吸する時に出る水蒸気でしょうか??
Posted by まるの字 at 2010年01月05日 17:26
R・フラワーさん こんばんわ

昨年はお世話になりまして、ありがとうございました
今年もよろしくお願い致します

つたないブログで、しかも最近は歳のせいか愚痴っぽくなってきましたね(笑)
その点は、皆さんの寛大なお気持ちで、ご勘弁ください!

こんな片田舎での暮らしのあれこれ・・・
たいした変化も無く、退屈で面白くも無いかもしれませんが
今年も、ありのままの自然体で書かせてもらえれば、いいのかなと思っています
また、お付き合いいただけたら幸いです。。。



まるの字さん こんばんわ

私は文系?なので、生態についてはよくわかりませんが(笑)
確かに不思議だし、美しいですよね、、、
凍えるほど寒い朝、この光景を見ると何故か感動します
自然の奥深さを感じずにはいられません

最近メタボ対策ではじめた散歩(いや、医者からの指導ですが・・・)
いろんな発見がありますね
また、何かありましたらご紹介します。。。
Posted by 水窪 at 2010年01月05日 22:15
 今年もよろしくお願いします。
昨日、プロフェッショナルで埼玉県小川町の金子美登さんをやっていました。若い有機農業家がみんな研修してくるとこですね?
その金子さんの言葉に感動しました。

お茶の葉について霜の美しさは、単なる「きれい」ではなく、金子さんのその言葉に表されるような光景のひとつなのですね。
金子さんの言葉を引用します。

 「農業のおもしろさは、
 土を軸にした自然の営みの中の喜怒哀楽です。
 喜び怒り哀しみを含んだ楽しさというのが農業はあるんですよね。
 豊作なら嬉しいし、家畜の死と立ち会うと哀しいし、
 思うように牛がいうことをきかないときは怒るし、
 そういうのを含めた、土を軸とした、喜び、怒り、哀しみを含めた楽しさが
 農業にはあるんですよね」
Posted by uta at 2010年01月06日 10:49
uta さん こんばんわ

この話を聞いて、ふと思い出しました・・・
もう20年ぐらい前、お茶の消毒作業を止め無農薬栽培にきり変えた時のこと
二番茶に、もち病や炭素病、おまけに害虫が大発生し収穫が全くなくなったんだ
あれこれ仕立て方を変えてみたり、茶畑の周りに大量の萱を植え
青草を直接、畝にすきこんだりして4~5年めくらいだったかな?
やっと、慣行栽培並みの収量が確保できるようになった

数年前、初めて有機トマトを作った時は、浜松豚を飼育している畜産農家から
バイオ菌入りの豚糞をもらって、チップ材と混ぜて堆肥を作り培地にしてみた
自身満々で望んだけど、最初の年は堆肥が完熟せず、おまけに水を切りすぎて
はもぐり病はでるし、Ca不足で尻腐れ病になるわで散々な目に、、、大失敗(笑)
これも、モノになったのはやっと翌年だったかな?

当時上手くいかず、ダメな時は「どうして?どうしてなの?」ばかりだった
偏屈者だから、人の話もあまり聞かなかったから、、、
使い物にならない生葉や腐ったトマトを見て、無性に腹が立って仕方なかった
真夏の50度近いハウスの中で、呆然としていたこともあったね
もちろん、誰のせいでもない自分の能力、技術不足なんだけれど

でも振り返ると、いろいろ試行錯誤している時は面白かった気がする
作物は正直で、手をかければよくなるし、手抜きしたらとんだしっぺ返しをもらう
工業製品のように、すぐ作り直しはきかないから、
またの挑戦は来年になってしまう、、、
つまるところ自然が相手だから、けんかしても間違いなく負けちゃうから
仲良くして力をもらわないと、いい作物は出来ないしね
そんなものづくりの面白さが、農業にはあるのかもしれない

金子さんは、この業界では、すごすぎちゃって比べようもないけど
今年は、久しぶりに新しい作物に取り組んでみようかなと思っています
Posted by 水窪 at 2010年01月06日 20:55
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