この日の新聞に、今年の新茶注文の折込みチラシが入りました
ここ北遠は、昔からのお茶どころですから
これまで、大半の家が少しながらも自家製のお茶を作っていたのですが
最近は畑の管理や茶摘みの確保もままならず、茶畑を手放すことも多くなりました
そんな理由もあり、地元でまとまった新茶注文を頂くこともしばしばです
お茶というのは、もちろん嗜好品であり、味の好みは様々です
甘みのある深蒸し茶、渋みのある香りの強い山の茶
ただ、ここではやはり故郷の飲みなれたお茶が一番口に合うのでしょうか
都会に出た人達も、いまだに昔ながらの田舎のお茶を好みます

また、お茶は最後に『火入れ』という香気を引き出す作業があります
コーヒーの焙煎と同じですね、、、火力の温度により
香ばしい強めの火入れ、少し火入れを押さえたやさしい香り、、、
一般的に販売する時は、茶士(ちゃし)の感覚で
無難な仕上げするのが普通なのですが
昔から当店では、永年お付き合いのお客さまに限り
それぞれ、個々のご要望に合った『火入れ』作業も行なっており
自分だけの、お好みの味や香りに仕上げたお茶もできます
その家だけ、その人だけのこだわりのお茶ができるということですね。。。
去年はGWに帰省して、お茶摘みができました。今年はどうですかね?
水窪では、喉が渇けば急須にお湯を注ぎお茶を飲む、という日常を送っていましたが、家内はすぐにほうじ茶を作って、やかんから飲ませようとします。
家族で孤立していますが、私は水窪茶飲んでいます。
ワンネス平田 さん おはようございます
ハハハ、、、すみません朝から笑ってはいけませんが
> 家内はすぐにほうじ茶を作って、やかんから飲ませようとします
きっと、それは育った食の環境や文化の違いですね
お茶どころの水窪では、ほうじ茶や玄米茶などを飲む習慣はありませんし
夏でも麦茶の代わりに、煎茶を冷やして飲みますよね
それに、静岡は日本で一番単価(お金)の高いお茶を飲んでいます
産地だから当たり前と言えばそれまでですが
地元の人が普段飲んでいるお茶は、都会では高級茶の部類なんですよ
、、、孤立しても、頑張ってくださいね(笑)
今の陽気ですと、今年もGWには新茶がつめると思います。。。
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