『一葉入魂、本文を尽くす』 今回は、同業者の紹介
茶師、前田文男氏・・・お茶問屋の三代目、

私も父からこの家業を継いで二十数年
年代も近く、同じ時期に仕事を経験してきたお茶屋さんです
今では、卓越した技能を身につけ、茶業界で一目置かれた存在ですね
お茶と言うのは、他の農産物と違い生産から消費者に届くまで
その姿をどんどん変えていきます
生産者(農家)の作る荒茶がいくら上等でも、上級の茶にはなりません
そこに、最高の仕上げ技術(問屋)が伴って初めて一流のお茶ができます
お茶は、古くから“きつねっぱ“と言われ、茶師の手でどうにも化け
仕上げる技術により、良くも悪くもなります
荒茶の品定め、ブレンドそして火入れ・・・茶師の個性と技術の勝負
特別な伝統の業界で生き抜くには、
『常に良いものを追求し作り出す』研ぎ澄まされた感性が要求されます

自分が本当に納得できるお茶ができることは、ごくまれです
私も二十数年この仕事に携わりましたが、
本当良い物ができたと思ったことは、数えるほどです
今年は、燃料の高騰で荒茶も大変なようですね。甥が荒茶工場をやっているのですが、赤字だと言っていました。
TETSUさん こんばんわ
お茶に限らず、今日本の農家はどこも大変ですね。
自分達の努力では、なんともならない状況に追い込まれています。
今年は、うちの二つの工場も最終の数日間は、赤字経営となりました。
これは、お茶の仕事について20年はじめての経験です
農家の不安は、これからどんどん大きくなっていくと思います
こんばんは
私、たまたまこの番組を見たのですが、
どんなお茶なのか興味がわき、翌日注文してしまいました。
果たしてどんな鯵なのか?
注文殺到しているらしく、未だお茶は届きませんが、
今から楽しみにしています
まるの字さん おはようございます
彼の作るお茶は、直接小売されているわけでは無いので、皆知らないうちにどこかで呑まれていると思います
ただ、この番組などで彼の、生き様、仕事への想いを感じながらお茶を入れたら、また違った感動があるかもしれませんね
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