トップ
›
日記/一般
|
天竜区
|
新規登録
|
ログイン
はまぞう検索⇒
水窪なんでも情報局 本店
みさくぼ各地のいろいろな情報を提供しています
★田楽と折口信夫(釈迢空)★
2008/02/23
文化
西浦田楽が今日、世間にここまで広められた要因のひとつに
国文・民俗学者、折口信夫(釈迢空)
との出会いが大きかったことは
以前にこのブログでも紹介しました
書庫を整理していたら、偶然に
昔の『文芸読本、折口信夫』を発見!
学生時代、文学青年?だった兄が多分読んでいたのだと思います
折口信夫の人物像を、室生犀星・山本健吉・三好達治・大岡昇平・三島由紀夫
当時のそうそうたるメンバーが語っています。
三島の語る思い出の一説に
『古代の語部と言ふものには何らかの肉体的宿命があったらしいが、
先生もそれと同種の暗い肉体的宿命を負っていられた・・』
とあります
折口の精神にあるのは、日本における霊魂信仰、神、祭りであり生と死・・・
代表作である難解きわまる
『死者の書』
にもそれは共通するものであり
(本田秋五は、この本をピカソの作品に似ているといっていますが)
また折口信夫は、折口信夫全集第2巻(中央公論社刊)で
『西浦田楽は、厳しい戒律と世襲によって古い形の田楽能を
今日に伝えている所に価値がある』
と述べています
西浦観音堂にある歌碑・・・
『燈(ひ)ともさぬ 村を行きたり 山かげの 道のあかりは 月あるらしも』
同じカテゴリー(
文化
)の記事
★マロニエの里の秋★
(2011-09-29 07:41)
★マロニエウォール★
(2011-05-31 07:29)
★今田、花の舞★
(2010-11-16 08:23)
★北遠の霜月まつり★
(2010-10-27 07:53)
★信州の昆虫料理★
(2010-03-04 08:11)
★信州の食文化・おたぐり★
(2010-02-28 08:43)
Posted by 水窪
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
名前:
メール:
URL:
情報を記憶:
コメント:
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
確認せずに書込
前の記事
次の記事
写真一覧をみる
★田楽と折口信夫(釈迢空)★
コメント(
0
)