例年より少し遅くなっていますが、こちらでも二番茶が始まります
この時期は、梅雨と重なり天候には恵まれず
お天気とにらめっこしながらの作業となります
雨の中の作業には参りますが、晴れたと思えば蒸し暑い陽気・・・
体力的にも5月の一番茶に比べ、かなりハードな仕事となります

ここ数年、高齢化や茶価の低迷もあって二番茶も激減しており
おまけに今年は原発の放射能の影響もあり、北遠地域で生産する農家はわずかです
昔は、8月の旧盆過ぎの三番茶までやったものですが・・・
過疎高齢化による後継者不足に加え
九州や南部の平場所に比べ機械化が進まず、生産効率の悪い条件の山間地では
年をおうごとに生産の期間や量が減り、打開策を見出せない状態です
この厳しい経営状態では食べるのもままならず、茶農家の生活に余裕など全くありません
手放された農地は荒れていくばかり、、、
JAも行政機関も関係団体も掛け声はいいのですが
現実には、それぞれの利権や立場だけが優先し、その場しのぎの施策ばかり
・・・何の解決策にもなっていません
様変わりの激しい農業状況、構造的に衰退するスピードについていけないのです
著しい打撃を受けているのは、地域の生産農家たちです