水窪では、フォーラム水窪というNPO組織が
高齢者の生きがい作りや限界集落の独居高齢者訪問の活動を行なっています
先日は、『三遠南信・社会的企業人材創出インターンシップ事業』の視察を受け
町内の一人暮らし高齢者宅訪問に、同行させていただきました
こちらは、『安心ネットワーク』事業と名づけられ
「見守りサポーター」の人達が、巡回訪問や電話での高齢者の安否確認などをしています
北遠地域は、静岡県の過疎地域指定を受ける農山村であり
近い将来消滅の可能性のある集落をかかえる限界集落化が進んでいます
６５歳以上がほぼ半数を占め、一人暮らし世帯、要介護高齢者世帯をかかえ
若者たちが流失し、勤労者は町外への通勤者が大多数を占めるようになった今では
集落の慣習的な相互扶助は困難な状況にあります
今後、地域の高齢者が安全に、かつ安心して生活できるようにするためには
地域の各主体が連携・協力し、高齢者を見守り
それぞれが生きがいをもてる、新たな仕組みを構築することが求められています
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