年初めから、キャンプ場・マロニエの里の川沿いにある
防護柵の改修工事が始まりました
設立から17年が経ち、木製の柵の所々が老朽化、腐食しはじめました
川沿い約100mにわたる工事となります

昨年の三ケ日の事故以降、指定管理施設の安全管理体制が見直されています
もちろん、それ以前においても各施設は充分な管理・点検は行ってきたのですが
社会的に、更にその重要性が問われるようになってきました
事故があってからでは、何を言っても後の祭り・・・
事前の対策は、可能な限り講じなければなりません

ただ、ここでひとつ問題となるのは、経営効率・費用対効果というものです
いまや市の施設といえども、民間委託という指定管理者制度のもとでは
大幅に予算や経費は削減されています(そのための制度なのですから無理もないのですが、、、)
当然、以前のお役所が運営していた時代のように、お金は使えなくなります
あらゆる無駄を省くことは、民間の経営者にとって当たり前なことなのですが
しかし、行き過ぎたコストカットは、しばしば安全管理の経費にまで及び
お客様の安全を担保できない事態になってしまうことがあります
浜松市の旧市町村時代からある小規模な施設では、経営も厳しい現状が続いており
現行制度では、指定管理者の多くが、そんなジレンマをかかえているのだと思います
本当に大切なことは何であるのか?
今一度、考え直さなくてはいきませんね