北遠5ヶ町村の旧天竜市・春野町・佐久間町・龍山村・水窪町が
浜松市と合併し5年半の歳月がたち
この間、約4,000人(39,000人から35,000人に)の人口が減少
水窪町では、577人(17%)の減となり、いまは2,809人に
また、高齢化率は48.6%にも達しました(龍山は50%をこえましたね)
市職員の異動や国県の出先機関の人員削減もありますが
この数字から、合併が過疎化を促進させたことは否めません

(雪化粧したキャンプ場の山茶花)
やむを得ない措置とはいえ、行政組織の縮小、経費削減
地域各種事業の補助金削減、さらに公共工事の大幅な減少は
地域経済の不況を更に深刻なものとしました
「一市多制度」から「一市一制度」への政策転換の本意が
北遠住民に充分つたわっているのか?も疑問です
あれから5年半、私達の住む街は驚くほどの速さで変わりましたが
それは、(個人的な想いとして)決して良い方向ではありませんでした
もちろん、合併の道を選択しなければ、更なる疲弊が待っていたのかもしれません
何が是であり、非であったのか、正直私にはよくわかりません
それは、ずっと後(のち)に歴史が判断してくれることなのでしょうね