昔から、なにか考え事や想いをめぐらす時は一日、山か畑で過ごすことにしています
生来の百姓にとっては、一番気持ちが落ち着くところなのでしょうか?

この日は、近所のじいちゃんとばあちゃんが
採れた豆やしいたけを天日で乾していました
「おい!今年は柿がサルに食われて、な~んにもないぞ~」
「参ったかいや~」 「しょんないわい」
「そんでも豆としいたけは、ちったあ、残ってたわい」
いつもと変わらぬ山の秋の光景
山村では、こんな生活が何十、何百年も続いているのです
そして、いろんなところに、ちっちゃな秋を見つけることができます
今時の言葉(でもないけど)で言えば、スローライフかな?
ゆっくりものを考える時は、ゆっくりとした場所に身をおくこと
山の秋は少しづつ深まっていきます