ここしばらくの寒さで、新茶の芽の成長も止まり気味ですね
まるで冬のような陽気ですから仕方がありません
そうは言っても、もう新茶もまじかになり
茶農家では、工場の清掃や点検に余念がありません

この日は佐久間にある茶工場の掃除と機械の試運転作業を行ないました
通常、茶製造の機械は年のうちシーズンのみ稼動するのみであとはお休み状態
(よく考えれば、本当にもったいない話なのですが・・)
それだけに、事前の入念な点検は欠かせません
龍山の製茶工場に比べ、こちらは製造ラインが小さい為
主に個別にいただく注文のお茶と、昔ながらの“ぐり茶”を製造しています
ですから、ここでは個性のあるノンブレンドのお茶が主体となり
お客さまの嗜好(しこう)に合わせたお茶作りが出来ます
例えば、昔ながら蒸しの浅いお茶に、強火の火入れで仕上げて欲しい・・・
在来品種を使って、少し蒸しを深くし、色も香りも高いお茶にして欲しい・・・
そんなご要望にもお応えさせていただいています
要するに、お客さまの好みに合ったご自分だけのお茶も製造できるのです
世間のどこにもない、自分(我が家)だけのお茶のご注文も承りますよ!