春になるというのに、この山村地域では経済に明るい兆しは見えません
止まらぬ過疎化と農林業の低迷に、公共土木事業の後退が
更にこの山村の疲弊に拍車をかけています
とは言うものの、なんとかその打開策を見出さねば生き残りの道はありません

そんな中、農産物の加工という分野が改めて注目されています
安価な輸入野菜の影響で、市場価格の値崩れが起きている一方
消費者の食への関心は高まっており
産地や農法にこだわって購入される方が増えています
農業も工業と同様に「大量生産」から「品質を売りにした生産」へ
シフトしていくことが農業運営成功のカギとなります
「品質を売りにした生産」は農法の改良、新品種の栽培といった「ハード」と
加工や販売といった「ソフト」に分類出来ます
ハードとソフトを総合的に取り組むことで
消費者ニーズに即応した生産・販売活動や新商品の開発、新しい販売方法など
新たな発想やアイディアをビジネスチャンスに結びつけ
生産者から経営者へのステップアップが図れます
農業の6次産業化として、農産物の食品加工がありますが
付加価値農業への一歩として、弊社も検討中の事業の一つです