先日、昼の食事中何気なくTVを見ていると
タモリさんが、ゲストとの会話の中で
「どうして、最近の野菜や果物は異常に甘いものばかりなの?」
「何で、とうもろこしがあんなに甘いの?許せない!」
「とうもろこしは穀物であり、果物じゃないんだから~~」と
辛口のコメントに、自称ファーマーのゲストもすみません(笑)の言葉
ネットを見ていても。。。
『こだわりのフルーツのような極甘とうもろこし・2008グルメ大賞を受賞』
「こんな甘いとうもろこし、食べたことな~い」
「フルーツみたい!」(お客様の声)・・・こんな感じです~~

(フルーツのように甘いといわれる話題の「ピュアワイト」という品種)
今の時代、糖度の高いスイーツ感覚の野菜や果物が流行(はやり)です
これはお客様のニーズに応じて、品種改良を重ねた結果であり
このことは、もちろん一概に悪いことでもなく
美味しいものの追求、農家もそれなりの努力してきた結果なのですが
いちごやトマトにメロン、一般のキャベツやレタスなど野菜にいたるまで
今やマーケットでは、とにかく甘いものが求められています
昔、私たちの子供の頃と比較すると、まったく別の食べ物になっていますね
ただ、一農家・生産者としてタモリさんの疑問に少し考えさせられました
野菜や果物など、素材の本来の特性や個性をここまで変えていいものかと?
農産物は大地の恵みです、長い歴史と風土に適合して作物は育ってきました
この飽食の時代、何でも人さまの都合の良いように手を加えることがいいのか?
ふと、そんな思いがしました
タモさんに同感です!
子どもの頃、となりのおじさんがもぎたてをくれたトマト。
あの青い味は、有機農業家のトマトでも再現できない。
塩が甘くかんじるような酸味と、熟したコク、のような甘み、そこに青臭い匂いが加わってあのトマトになってたんじゃないかなあと感じます。
だから、のっぺりした味のないトマトを食べるのがいやで仕方ないです。
utaさん こんばんわ
きっとutaから言わせたら、うちで作っていたトマトものっぺりした味のないトマトかもしれないね・・・
子供の頃に食べたトマトは、けっして旨いとは思わなかったけど「これがトマトだぞ!」って主張していた気がする、、、
考えてみたら、ただ甘いだけのトマトや果実、野菜にそんなに価値があるのか?
昔の作物をすべて良しとは思わないけれども、やっぱり変えてはいけない物もあるのかもしれないね
農産物が本来培ってきた味や香りは、何ものにも代えがたい価値があるのかな
元々トマトの原産地は、南米ペルー、アンデスの標高2000mの高地で乾燥した荒れ地
そんなところで育った、当時のたくましいトマトってどんな味だったんだろう?
きっと強烈だったと思うな多分。。。興味ありませんか?
そうそう、けっして「うまい!」ものじゃないの。
でも、忘れられない味なんだよねー。
汗いっぱいかいてた私たち、近所のワルがき連(笑)
富士に転校して、一番うれしかったのは、田畑の間を走り回れたことと、
のどがかわいた私たちをみかねて?くれてそんなおやつ。
あごから汁をしたたらせて、へたまできれいに食べて、神社で手を洗ってお水を飲んでました。
なんというか、子どもらしく、もっといえば生きているものらしく、いられたように思うんです、、、トマトからすごい話になっちゃったけど(笑)
アンデスのトマト、皮が固そう。
食べてみたいですね、でもアンデスで。
uta さん おはようございます
ワルがき連の大将uta 様へ
今でもその面影は、十分残されていますよ!(笑)
当時のお友達は、さぞお強いuta 様に引き連れられ(冗談)可哀想でしたね~~
でもあの時代に食べていた、夏のすいかやトウモロコシの味、、、
なんで、こんなに懐かしく記憶に残っているんだろう?不思議じゃない
知らないうちにだけど、大地の恵をそのまま、口にしていたからかな
今の子ども達は、そんな経験があるのだろうか?
知人が以前、南米の地でトマトを食したらしいのですが
「昔の子供の頃の味がして、すごく濃い感じだった」と言っていました
当時のままとは行かないけれど、、、
いつかアンデスのトマトを食べてみたい。。。もちろんアンデスの地でね
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
前の記事
次の記事
写真一覧をみる