今年の一番茶も終わり、その具体的な数字が次々に出てきました
昨年を更に下回るお茶の価格に、農家は悲鳴とも諦めとも、、、
ここ数年にわたり、最低の状況を更新し続けている
いよいよ、山の茶農家も将来への選択を迫られる時期に来たようです
この地で今後、茶業がなりたっていくのかと?

今、この茶業界もビジネス経営体の育成が始まり
規模拡大や新技術開発に取り組む企業としての農業が推進されています
静岡県の茶業振興計画では、茶生産額740億円のうち
ビジネス経営体(250)がその300億円、シェア約40%を目標にしている
もちろん、地域間・国際間競争に勝つ為には当前なのですが
ただ、この構想から山間地茶業は外されています
農地の集積、基盤整備や機械化の遅れは致命的であり
生産効率の劣る山間地に、期待するものは少ない
今後、山ならではの特性を生かした栽培や加工技術といった
新たな付加価値を見出せない限り
この地域の業(なりわい)としての農(のう)はいずれ成立しなくなる
山の農業のこれから。。。
自分としては、この山の農業に最後まで係わりたいと思うのですが
果たして、どうなるのでしょうか?
ただ市場原理で物事を諮れば、山の農業は、、、?
でもそうじゃない価値は、中山間の健全な維持なくして、下流(都市部)に住む人々の安全はない。中山間地域こそ維持管理が必要。
ある程度の人々が住むこと、言い換えれば過疎の維持!を
意地を持って考えていきましょう。
牛たろうさん おはようございます
時々、日本人はどうしてトータルで物事を判断できないのか?と思います
経済も環境も人の生活の一部であり
儲かるかもうからないか?自然が保護され人々の毎日の生住環境がまもられるか?
・・・同じレベルの問題だと思うのですが。。。
すべてのお金儲け競走に勝って、最後に皆が得られるものは
どれほどのものなのでしょうか?疑問です
山の農家が立派な御殿を建てたり、贅沢な食事の生活をしたいとは望んでいません
ただ、好きな百姓で食べることができたらと思っているのに、、、
この国の役人や偉い人達は、何でも競争社会に引きずり込んで
苦悩する農家の顔を楽しみたいようですね
時代が経て、あらゆる社会の進歩が人々を幸せにしたと、、、、
彼らは、おおきな勘違いをしています
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