雑誌の取材同行のため、大沢(おおさわ)地区を久しぶりに訪ねました
水窪の街中から、約40分ほどの道のり
山王峡(水窪ダム方面)から、さらに奥に位置する集落です
現在、七戸がここに住んでいます

畑は、有名な断崖絶壁に広がり
鍬(くわ)を振り上げれば、谷底に落ちそうな急斜面・・・
そこで、きびやまめを丹精こめて作っています

急傾斜の茶畑、作業は大変ですね
素朴な田舎ならではの暮らしがここにあります
この日は地元、別所のおばさんが大沢の観音さまを教えてくれました
家から、5分ほど上ります

数少ない集落の中で、昔の伝統や文化を守り続けています
おばさんは、ここでの生活に不足はないといいます
大沢地区の人たちの生活を見ると
日々の暮らしに満たされるというのはどういうことなのか?
考えさせられます
私たちは、あまりにも贅沢な社会に慣れたのかも知れないと・・・
水窪さん お早うございます。
毎回とてもシリアスなお話ながら、努めて明るい気持ちで書いておられるので読む方も救いがあります。
写真で見る限り、正に「秘境」の趣きです。
都会のロートルドライバながら、安全運転で一度訪ねてみたいと思います。
娘の友達を連れて行ったことがありますが、皆おどろいてまいした。
私も大好きな、集落です。お店の客さんも、この集落から決まって通ってくれてます。畑を作りながら、時々収穫したものを届けてくれます。
染物に使う、もろこしの籾殻は、土地のせいかとてもいい色がでます。
猿とか猪、鹿の食害に合いながらも、畑にせいだしてるのには頭がさがりますね。
クライネマンさん こんにちわ
すみません、シリアスというか重い話題が最近多くて・・・
今回の記事についてですが、
確かにここの暮らしは、厳しい条件がいくつもあります
しかし住む人たちは、いたって当たり前のように生活をしているのです
周りが過剰に反応しすぎてるのかもしれませんね
ここでの営みを受け入れ、楽しんで暮らしている・・・
おばさんと話してみて、そう感じるのです
ここに数年前、街から越してきて暮らす若い女性がいます
中学の非常勤の先生もしていますが
彼女は、いつも「素晴しいとこよ!」と言っています
幸せの条件は、お金や便利な施設ばかりではないことを教えてくれますね
けいこさん こんにちわ
本当に久しぶりの大沢でした
街の人を案内すると、たいていの人はあの急斜面の畑に驚きますね
昔より、すこしづつ、畑が荒れているのは仕方がないのですが・・・
でも、お茶も雑穀も丁寧に手入れして作ってありました
ここの人に言わせると、昔からのことで当たり前なんだそうです
別所のおばさんが、気軽に「お茶でものんでいけ~ね」と言ってくれ
同行のSBSのスタッフも、いい雰囲気だね!と気に入ってくれました!
些細なあったかさが、嬉しかったみたいです
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