佐久間・水窪地域では戦前から、『ぐり茶』なるものを製造しています
正式名称では、蒸し製玉緑茶(たまりょく茶)と言います

大正末期頃より主に、輸出用緑茶として生産されていました
現在は、九州と静岡などごく一部でのみ生産されています
形は普通の煎茶と異なり、特別な製法により自然の丸みを帯びています

ぐりぐりと丸まっているから『ぐり茶』です!・・・本当?
ぐり茶の「ぐり」とは、堆朱(ついしゅ)などの模様の
唐草または渦のような形の称から付けられました。
硬い葉が原料では、形も整わず香味も淡白となるため
良質な一番茶の若芽のみ使用しており、そのため新茶の一時期しか生産されません
濃厚で特有な香りと旨味が要求される茶で
又、独特の火入れ仕上げ方法により生成する、
甘涼しい火入れ香を持つ旨味のあるお茶です
是非一度、お試しください!
問い合わせ先
(有)ハカマタ製茶 TEL 053-987-0517 FAX 053-987-0547 まで
おはようございます。
ぐり茶の意味を初めて知りました。誰に聞いてもはっきりした答えを聞けませんでした。貴重なお茶ですね。
水無月さん こんばんわ
今日もお得意さんから新茶の注文をいただいたのですが、この方は北海道のお医者さんで『ぐり茶』を30年以上も買っていただいています
父の代からの古いお客様で、出会ったことは無いので手紙と電話のお付き合いのみでこれまできています
『ぐり茶』のお客さんは、皆このように数十年来の方が多いですね!
その分、ごまかしや手抜きはできませんが・・・
地味ですが、うちにとっては息の長い商品です
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