限界集落 についての記事が昨日の静岡新聞に掲載!
65歳以上の高齢者が、比率で住民の50%を超えた集落のことを指します。

山間地を中心に、過疎・高齢化の進行で急速に増えてきており、
この状態となった集落では、自治体の管理、冠婚葬祭など、
共同体としての機能を失いやがて消滅に向います。
共同体が成立するための「限界」という意味で限界集落と表現されます。
地元の片山代議士も先日、北遠のこの問題を取り上げた発言をしていました
私の知り合いの市議もこの「限界集落の問題」に取り組んでいます
昨年の夏には、大野・大沢地区の視察にも見えました

北遠地区(佐久間、龍山、春野、水窪地域)で、
高齢者(65歳以上)が半数以上を占める集落が46集落
機能維持が困難の可能性がある集落が18集落
機能低下している集落が17集落・・・(浜松市議のデータをお借りしました)
限界集落は山村の過疎の問題だけではなく、より深刻で
災害の発生など流域・都市への問題となりつながっていきます
農地や山林の放置は、山林の荒廃を招き山の保水機能が損なわれ、
渇水や鉄砲水などが起こりやすくなります。
限界集落の問題は、山間部のまちづくりに考えなくてはならない大きな課題です。
限界集落・・・
天竜に住む様になってから
山間部の過疎化・高齢化に関心を持つ様になりました。
静岡市では本腰を入れて対策をする・・・との事ですが
浜松市はどうなんでしょうか?
浜松市に合併した事でなんらかの対策ができているのでしょうか
中学・小学校が統合され 子供を持つ家庭は通学に便利な所に越す
ますます過疎になってしまう・・・・一例ですが
難しい事はわかりませんが
山間部だけの問題ではなく、皆の生活にも関係がある・・・と言う事を
みんなが、知る必要があると思います。
難しい問題ですね、一人住まいでお店に来てくれるお客さんのことを思うと、自分も・・・と考えてしまいますね。
こうすればいい、という対策も完璧なものはありませんし。
まずは皆さんに知ってもらうことでしょうか。
飯田市では、市役所3階で、帰省中の若者を対象にする、「Iターン、Uターン希望者説明会」を催しています。
わが家も地域格差が響いて、長男が浜松方面へ派遣で働きに出て行きました。飯田市の取り組みは必要でしょうが、政策が後手後手ではないのかと思えて仕方がありません。地域格差が問題の根源だとは思いながら、5人の子を育てた者として、複雑な心境ですし、真剣に考える必要があると思います。
また、この様な地域で、限界集落という以上に、限界家族という姿が、わが家にも近い未来に見えています。大家族を支えて育ててきた大きな家も、遺産相続で、手放さなくてはならない状況です。暮らし向きを押さえながら、固定資産税を納め、家の繕いを続けてきた者でしたが、次代へ渡す事は難しい状況です。
老いて、安心して暮らすことが出来ない地域社会には、哀しくなります。
田舎暮らしのともちゃん おはようございます
今年もよろしくお願いします!
限界集落・・・この言葉はまだ一般的にはなじみが無いと思います。
浜松市の行政も議会もこの分野でのスペシャリストはいませんし、まだ認識は不十分です。
現地のことを把握している市担当者・議員など数えるほどです。当然、具体的な施策も今のところ通りいっぺんですし、学校の問題もしかりの状態。
間もない合併・・・問題が具体化してこないと何も動かないのはいつものことですが。
けいこさん おはようございます
先輩の言われるとおり、今の段階でここに住む私達のできることは限られています。まず、この現状を関係者に認識してもらうことからだと思います。
この情報発信もそのひとつかと・・・・
できればたくさんの人(都市部の方)に関心を持ってもらえるといいのですが
以前、大野・大地区を訪れた市議がTVのNHKが映らない家があるとびっくりしていました・・・その後、この話は議会で話題になりました。今年には何とかしてもらえると思いますが。
伊藤淳子さん おはようございます
<この様な地域で、限界集落という以上に、限界家族という姿>貴重なコメントありがとうございます。
おっしゃられる通り急激に疲弊する各地の過疎地域(少し語弊のある言い方かも知れませんが)にはさまざまな課題が噴出しています。経済・教育・インフラ、社会生活・・・
政策が後手に回るのは、政治・行政の常でありやむをえないのですが、地域格差が多くの人の認識以上に開いてしまっている現実が問題ですね。気がついたときは、もう手遅れ・・・
田舎の持つ価値(環境価値もふくめて)と存在意味を再認識してほしいものです
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