
知り合いから素晴しい菊を頂きました。
菊は、日本で最も愛されている花の一つですね。
「春は桜、秋は菊」 という言葉にあるように、
菊は我々日本人にとって非常に馴染み深いものです。
これは毎年秋、その美しさを競う地元の菊花展用に育てたものだそうです。
菊を愛でる習慣は、日本に昔からありました。


『古今和歌集』のなかには、秋の菊を詠じた詩が収められています。
● 露ながら 折りてかざさむ 菊の花 老いせぬ秋の 久しかるべく
● 色かはる 秋の菊をば ひととせに ふたたび匂ふ 花とこそ見れ
紫式部の『源氏物語』でも、秋の菊についてみられますよね。
また江戸時代、貝原益軒(かいばらえきけん)の『花譜』(かふ)によると、
当時日本には既に200種類以上の菊があったそうですよ。
『花譜・採譜』とは、・・・
花や野菜を栽培してその経験から、日本にどんな花が植えられ、
どんな野菜が栽培されていたかの文献で当時の農業書?のようなものですかね。
水窪さんの住んでいるところの周囲には今、数種類の野生の菊が沢山咲いていることでしょう。リュウノウギク、イナカギク、ノコンギク、ヤマジノギクなど、水窪さんは野草図鑑を持ってそうだから、それを抱えて、近隣の野辺を歩いてみてはいかがか。シンプルな造形の野菊もいいもんです。「野菊の墓」の民さんを思い出しつつ。
見事な菊ですね。
お花も葉も水分で潤って素晴しい!!
いきいきしていますね。
有難うございました。
みすぎよすぎさん こんにちわ
北遠は山野草や花木、そして野生種の花の宝庫でして、いつも街の方が散策に来ています。意外と地元の人は無頓着なんですよね!
自分も中々時間が取れずで。(いい訳ですかね)
時間をとって、また地元、花木の報告をしたいと思います。
misaku_55 さん こんにちわ
こちらこそ、コメントありがとうございます。最近お茶作りの仲間の人達がこぞって菊作りを始めています。けっこう、どちらの栽培にも共通するところがあリます。
大体こだわりを持ったお茶作りをする方は、いい菊を育てます。ものづくりの基本はいっしょなんですね!
自分も誘われているんですが・・・まだまだ、茶づくりも未熟なもので。
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