
みさくぼの朝、
真っ白に咲いた八重の花を見つけました。
お昼にはピンクに、
夕方には紅色に変わる不思議な花です。
花の名は、酔芙蓉・・・
この色の変化を、
酒に酔ってだんだん顔が赤くなっていくことに
たとえてスイフヨウ(酔芙蓉)というそうです。

(朝から夕方に色を変える様子)
気になって、調べてみると
高橋治の小説や石川さゆりの「風の盆恋歌」に
登場するあの有名な花でした。
おわら風の盆は
富山県八尾(やつお)町に約300年間伝わる祭りで、
毎年9月1日から3日まで行われます。
若い日にすれ違いに終わってしまった男女が
数十年後にその愛を再び育むという、
いわゆる大人の恋の物語・・・。
ウーム、中年おじさんの不倫願望をくすぐりますね。
石川さゆり
蚊帳の中から花を見る
咲いてはかない酔芙蓉
若い日の美しい
私を抱いて欲しかった
偲び逢う恋 風の盆
高橋治の本は、まだ単行本にならない、月刊誌に発表されや時から読んでます。その後の本もずーと、、風の盆恋歌、は初版本を誰かに貸しなくしてしまいましたが、印象的でその後、民芸、の夏季講座が八尾であり、言って来ました。
いいところですよ、ロケーションも素敵でした。
さすが先輩!すでにご承知でしたか?
それにすでにこの本も読んでおられるとは・・・
この花のことは、友人の○○薬局のおばさんからの情報提供です。
今年、八尾の風の盆にも行って来たとのことでいろいろ話を聞かせてくれました。(町中に、酔芙蓉の花があるそうですね)
先輩同様に「雰囲気のあるいい所」だと・・・・言ってました。
今度、是非行ってみようと思います。
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