茶農家さんもそろそろ春肥の1回目時期となりました
新聞紙上では、お茶の消費量が過去最低と載っていました・・・
昨日も静岡の茶問屋さんの社長から連絡がありまして
最近の茶販売は日々厳しさを増しているようです

北遠地域の茶生産農家の高齢化は加速度的に進む一方でして
ここ最近、我が家に持ち込まれる放棄茶園の相談はあとを絶ちません
先日も知り合いの方が困り果て、相談に訪れました
今では手放す茶畑を引き受けてくれる農家はまず皆無であり
問題は周囲に迷惑がかからないように、いかに荒廃地にしないか、、、ということ
茶樹をこげば、あと地はさらに雑草で手がつけられない状態に
肝心な茶葉は摘まないのですが、整枝作業などの管理だけをしなくてはならない・・・
自らが出来なければ、人手を頼んで賃金を払ってでも作業をお願いする
極めて不合理ながら、生産性の全く無い(不採算な)対策をするしかないのが現状なのです
山間地茶業の新たな打開策が誰にも見えない状況に問題は深刻そのものです