先日の積雪がまだ随分と残っています
わが茶園の向かいにある野田集落
北側の斜面は日中に陽が当たる時間も少なく雪化粧したまま、、、

茶の樹は本来、陽樹に区分されますが、日射量が少ない環境でも生き延びるという
耐陰性に優れた特性を持っています
ただ、亜熱帯原産の植物であるため、寒さにはそれほど強くはありません
ここは冷え込みも厳しいため、茶樹が寒害や凍害の被害を受けやすく
極寒に凍りついた茶の樹はやがて枯れてしまうケースもあります
また、新茶の時期も遅霜の被害を受けやすく、摘みとりが出来ないこともしばしば、、、
そんな厳しい環境の中で長い間、茶業が営まれてきました
ですから、静岡→温暖→お茶のイメージは、ここにはあてはまらないかも・・・しれません