一番茶を摘み取ってしばらくして、綺麗に刈りならし作業というのをします
刈りならしは新芽を摘み取ったあと、大きく伸びてしまった葉を刈ってならし
次の新芽を出すために行う作業でして
二番茶に残り葉が入らないように丁寧に剪定をしていきます

淡い新緑の茶畑はアッというまに、深い緑に色を変えていきます
そして、これから40日くらいすると、再び新芽が出てくるのです
お茶の樹というのは、とても生命力が強く
暖かな南部の平野部では、秋までに数回この摘み採りを繰り返します
(ここ北遠地方では、今では一番茶のみというところが増えましたが)
ですから、摘みとりのたびに同じ作業をおこないます
お茶の管理作業もけっこう根気の要る仕事なんですね