一番茶も終わり、製茶工場では清掃作業が行なわれています
20日間ほどの使用で溜まった茶埃(ほこり)を落とし、主な機械は水洗いをし
個々の機械点検を済まして、ひとまず終了
そして、6月の末頃から始まる二番茶に備えることになります

今年は春先の低温で遅れはしましたが霜の被害も無く、上質の新茶が出来ました
ただ、昨年の原発事故による放射能問題から続くお茶離れや風評被害は根強く
いずこの静岡茶も売上は軒並み下落したまま、一般向けの売上は2~3割の減小
当然、荒茶(農家が出荷する状態の茶葉)の価格も昨年よりさらに落ち込みました
平均単価は1割ほど下がり、茶農家は苦しい経営を強いられることになりました
市場での茶価も高級茶の産地、ここ北遠では数年前の半値近くにまでなってしまいました
今年はさらに縮小や廃業をする茶農家さんが増えそうです