一番茶(新茶)の生産を終えると、すぐに仕上げ作業という仕事が始まります
通常、茶農家さんが茶葉を揉み終え出来上がったものを荒茶と呼びますが
(茶市場には、この状態で出荷をします)
商品としては、まだ半製品の段階でして
ここからさらに、茶葉の形を整え、棒や茎や粉をとりのぞき
火入れと言う工程を経て、仕上げ茶が出来上がり、やっとお客様に届けられることになります

また、ここ地元では各家庭で自家用茶を摘み、年間を通しての呑み茶とします
家庭にもよりますが、それぞれ10キロから多い家では50キロなんてのもあるんです
もちろん、親戚や子供達に分けたり、知り合いから依頼されるケースもあるのですが
お茶どころならではの、昔からの慣習のようなものですね
少しでも早く新茶をお届けするため、連日作業に追われています