地元で農業を営む若者が、耕作放棄地の活用について相談に訪れました
今、北遠では急激な過疎化と担い手不足により、いたる所で畑や茶園が放置され荒れています
街中より10分ほど、写真にある三反部(30アール)ほどの茶園も数年前に耕作放棄地となり
茶の樹は背丈ほどになり、畝間は雑草で生い茂っていました

彼はこの土地を再生して畑に戻し生産を始めたいとのこと
ただ再生には重機を入れたり、廃棄物の処理、その後の土壌改良など多額の経費もかかり
全てを個人負担でまかなうのは大変なことです
現在、浜松市でも国と県の支援を受け、耕作放棄地再生費用の助成を行なっており
煩雑な手続きはありますが、利用できれば負担は随分と軽減されます
そんな資金の調達や今後の運営の仕方などについての話となりました
山間地域で農業を志す若者はいたって少なく大切な人材です
あらゆる方面で地域ぐるみでの支援が必要な時なんだと感じています