先日、久しぶりに以前随分とお世話になった先輩農家さんを訪ねました
冬は浜松の都田でいちごを、夏は信州の売木村で夏トマトを栽培していました
ただ、今は80歳を過ぎ、数年前に体調をこわしたこともあり
第一線の現場は退いたのですが、信州でトマト栽培する若手農家に
インターネットを通しての農業指導をしています

この方は、少し変わった経歴を持っていて、米国で20年余農業をやってきました
ですから、農業用の道具や機械は自分で修理、作るのは当たり前
ハウスはもちろん、液肥やEC管理のシステムも自分で作っていましたし
当然のことながら、培地用の堆肥なども自家生産していました
今もPCを自在に操り、栽培状況を確認、的確に管理方法を伝えています
そんな先輩から「○○君、もうそろそろ日本の農家も企業化しないとダメだよ!
アメリカでは、経営やマーケティングも農業の仕事のうちだよ
若者を何十人も雇った農業をしないとな・・・」
この考えが正しいのか? どうかは別として
私達が進むべき、近未来農業スタイルの選択肢の一つであることは
間違いないのかなと思っています