★う米★

う米(うまい)、、、今度お世話になる肥料会社で生産している米です

先日、こちらの社長が商談に訪れた際にいただきました

この会社は、自社で有機肥料を中心に製造・販売をしているのですが

とにかく、社長自らがとても変わった方(個性的な方)で

自ら、米やトマトの栽培まで手がけています

★う米★

先日、ブログで書いたようにJA一辺倒に頼る農業のスタイルは

あらゆる状況やケースで無理が出てきました

農業者自らが生産管理をする・・・

例えば、資材の自主的調達や産品販売をも担っていく時代なのではと考えています

今回、弊社事業に協力してもらう生産グループが使用する肥料も

適地や時期、生産方法により、成分の調整を細かくして製造してもらいます

人任せであった分野も、農家自身が関わることで

生産のコストカットや販売力の強化はもちろん

新たな人材調達や金融ネットワークができ、次世代への展開が見えてくるのでしょう

今、山間地域における、新たな農業経営のスタイルを模索しています


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この記事へのコメント
随分前から、農家の農協離れが多くなっている、という話を聞いていました。年老いた父母の畑作業には、農協が必要なのかもしれませんが、熱いパワーのあるところは、自分たちでどんどんやっていますね。
日本の農業がどんどん衰退しているのに、JAはつぶれることはない。それはなぜか…JAは本業以外に精を出しているからなのでは?と思ってしまいます。全国組織のJAが農業にもっと力を入れていれば、日本の農業が衰退していくとこにはならなかったのかもしれません。”JAの貯金や共済をしていると、激安で旅行に連れて行ってもらえる”だなんて、お年寄りたちは大喜びですものね。
Posted by 茶の国茶の国 at 2010年09月23日 15:33
茶の国さん こんばんわ

私自身けっして、農協と敵対しようとしているつもりはありません
北遠茶業部の役員もやりましたし、地元のJA製茶工場の委託もしていましたので・・・

ただ、ここ数年この山間地域では、JAの支店の統廃合や農業部門の業務(集荷や農業指導など)が縮小されつづけ、本来の農協のあるべき姿が失われているのも事実かとおもいます
本来、農協設立時の意義は、農家・組合員の幸せと経済の自立にありましたが、合併をくり返し、いつの頃からか、あるべき形を見失いつつあります
農協の業務は民間企業とは違い、利益の還元は農家にあるべきだし、日本農業の安定維持と国民への安全農産物の提供にあります

「農家のための農協」の理念が失われた今、多くの仲間は自分達で将来の日本農業のあるべき理想を求め始めました
モンスターのようになった農協組織が、これからも変わることはないと思います・・・ならば、農業者が自ら立ち上がることも大事かと思います

すみません、、、偉そうなことばかり言いましたが、まだまだ何の成果もあげている状況ではありませんが・・・
戦後長く続いた、この国の農業スタイルも変わるべきところは、変わらないといけないとは思っています
Posted by 水窪水窪 at 2010年09月23日 17:33
水窪さんこんばんわ^^

週末のお祭りご苦労様です。
ネットで見ましたが大掛かりな出し物を出してるんですね
素人製作とは思えない出来です、それだけでこのお祭りに
掛ける思いが伝わってきます。



農家と農協(JA)の関係は私のような部外者で素人には分かりませんが
農家と農協での独占的な取引よりも農家が独自に取引できる環境の方が
農家にとっては良いのでは?とも思えます。
理由としては多かれ少なかれ農家>農協>大卸(これが農協?)>中卸
>小売店と搾取される件数が多くなるわけですから農家の利益は減りますよね。

農家から直接小売店に下ろせれば生産者は高く売れて消費者も安く買えるから嬉しいんですけどね。この流れは農業だけじゃなく全ての流通業で起きていて商店街の空洞を作ってしまいましたが・・・

ただ天候不良や災害での不作な時など農家が農協に守られてるのも事実だと思いますから一概に農協離れは農家にとって良い事だとも言えませんから難しい問題ですね。
Posted by 浜松人 at 2010年09月23日 21:30
浜松人さん こんばんわ

水窪の住民や都会に出た若者達にとって、この祭りは特別な行事であって祭りが終わると皆、脱力感でいっぱいです(笑)
もう秋ですね・・・

農家と農協の関係についてですが・・・

浜松人さんの言われるように、良くも悪くも日本の流通システムは転換期を迎えています、、、というより農産物も世界の市場と競争する時代になり、より安価でクオリティの高さを消費者から求められるようになり、旧態已然のビジネス形態が通用しなくなりました。
逆に、ごくシンプルに考えれば、皆さんが思うように生産から直売すれば農家も消費者も利益があるわけで、中間のマージンを搾取する業者が存在する形態自体の意義が失われてきたわけです。(問屋という存在が生きる場所を失ったのがその例ですが・・・)

しかしそうすると、農協の役割であった生産資材の調達、市場への斡旋、農業指導、販売の分野を農家が自らになわなければなりませんが、もしこの分野の業務が自立可能であれば農家は存続できることになるわけです。

現在、農協がおこなう農業部門外の仕事の金融・保険、葬祭、旅行、病院、コープ、ファーマーズなどは、他の民間企業と組めばいくらでも可能です。考えるに、農家にとって農協はあまりにも肥大化しすぎました。いま必要なのは設立当時の理念を持った農家のための小さな農協だと私は考えます。

>天候不良や災害での不作な時など農家が農協に守られてるのも事実・・・とのお話ですが、現場ではその実感はありません。農家のために生産調整をして利益を確保してくれるケースは、まずないといった方がいいかもしれませんし、自然災害でもせいぜいわずかな借り入れの利子減額程度です。現実に今年のお茶の霜害で大打撃を受けた多くの茶農家は農協が頼りになったとは思っていません。
事業ごとに利益追求を求める農協にとって、利益率の低い今の農業部門は不採算部門そのものでしかありません。特に山間地域においてはなおさらです。矛盾していますね、農協の本来の仕事を一番リストラしたいのですから・・・現在の疲弊した日本農業の姿の一因は農協にあるのも事実かと思います。

いますでに農協の存在はその地位を確立し不動のものにしています。しかし、本当に農家のためになる方向に進んでいるかと言えば疑問です。
私達の仲間の農業者が取り組もうとしているのは農協離れ・・・ではなく、農家の自立と本来あるべき農家組織です。生かさず殺さずの古い農業はそろそろ終わりにしたいと思っているのです。まずは、農家のための小さな農協のようなスタイルが出来ないものかと話しています。
また、ご意見お聞かせください。
Posted by 水窪水窪 at 2010年09月23日 23:47
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