★いよいよ春の農作業★

ここ数日間の雨も上がり、気持ちの良い晴れ間が広がりました

いよいよ、茶園や畑での農作業も本格的に始まります

すっかりなまってしまった身体には、少々こたえますが

この日は、新茶のための芽だし肥料を入れました

★いよいよ春の農作業★

山桜も咲き出し、山々にもやっと春の息吹が感じられるようになりました

これから5月の新茶の頃までは、北遠も四季を通し一番心地良い時期です

肌を刺す冬の寒風から、吹く風もやわらかくなってきます

少し汗ばむほどの陽気が気持ちいいですね


ちょうど、高校の春休みで帰っていた息子も農作業の手伝いを・・・

来月から一年間、農大出身の若者も農林業体験にやってきます

・・・本当は、彼ら若者がこれからの農林業にたずさわってくれたらいいのですが

ふと、そんなことも思います (独り言ですけれど、、、)

茶園の農作業はもちろんですが、工場のメンテナンスや清掃などなど

来月末には始まる新茶のシーズンを前に、これから茶農家はあわただしくなります


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この記事へのコメント
こんにちは^^

お茶のシーズン到来で水窪さんの本業が忙しくなる季節になりましたね。

で、最近の農業事情ってホントなのか疑問が沸いて来ました。

1 日本の農業が衰退してる ホントなのか?
2 日本の食料自給率 
 
この2項目です。

世界的にみて農業は科学の進歩にともない大量生産で過度の減反(字があってるかな?)を余儀なくされている状況です。

日本に当てはめればお米のですね。
日本の農業関係者は300万人らしいですが実は3分の1の100万人でもいまの作物量を維持できるとか?

農作物の大国であるアメリカやフランスでも農業人口は減ってますが農作物の収穫率(生産)は上がってます。

では日本はどうなの?って疑問が沸いて来ました。


 2番目の項目の食料自給率

日本はだいたい40%らしいですね。
でもこの数字ホントなの?
実は・・・・なんですよねw
日本の食料自給率の低下は食生活の変化が大きく関わっていて
30年ほど前の食生活に戻せば昔と変わらない数字が出るそうです

ちなみに日本の生野菜自給率は90%以上です。
家庭に一番身近なお肉の豚は10%未満(日本で飼育された豚の消費率50%あるのですがなぜ10%未満に?ここにも裏技が)です。
早い話、無茶苦茶な屁理屈並べた数字で、国民に危機感を意図的に
煽ってるんです。
なぜそうするか?それは税金を湧き水のように使える環境を作る為なんです。

後、世界規模での食糧危機は今の現状だと有り得ません(これも調べれば簡単に分かります)

講釈たれたれですが、こういった背景には政治と金がつき物です、農業事業はいままで政治に利用されてきました(選挙票を稼ぐために)そのために国費(税金)が農業を逆に苦しめてるのではないでしょうか?

政治や議員と縁を切ることが農業の未来を切り開く最短距離ではないかと最近凄く思います。
Posted by 浜松人 at 2010年03月27日 13:26
浜松人さん こんばんわ

少し、私なりに今の農業についてかんがえていることをお話します
一方的な独断と偏見ですので、皆さまからお叱りを受けることを承知の上で・・・

今、わが国の国内農産物生産の6割は、全農家のうち自立した農家や農業法人のわずか7%が担っています。そして4割が零細の兼業農家になります。
確かに農業従事者は減少し、高齢化が進んでいる事は間違いがありませんが
日本農業の生産性が全ておちている(衰退)わけではありません。
現実には、規模を拡大化し効率を上げている農業者も多くおり
農業技術の進歩や研究により生産性は飛躍的にたかくなっているのは事実です
・・・とはいえ小規模農家が不必要というわけではない事はお断りします。
これは、農林業が与える環境や国土保全の意味合いもありますから・・・


今の農業界の問題は、零細でも高齢化でも、ましてや自給率の低さでもない
個々の農業者の経営課題である赤字、つまり「儲からない」に起因しています。
要するに、長年の農業政策の不遜によるものだと私は考えます。
確かに私達農家も長年にわたり経営努力を怠り、補助金農政に甘えていた事実があると思います。
と同時に、票田を狙う政治家も天下り団体をつくる農水官僚も、
補助金の上に胡坐をかいた経営能力のない農家(自己反省という意味ですので)
と同様に自給率向上の名のもとに、不当に利権を享受してきました。
これが農業の衰退といわれる闇の部分です。
ですから、あらゆる問題を解決する道はひとつです
まずは個々の農業者が黒字化を続けることであり、政治が黒字化を促す政策を講じること。
そして健全な産業として農業の自律的な発展に向けた枠組みを整備することと考えます。

次に食料自給率の問題ですが、これには少々からくりがありますね。
まず、通常使われる「カロリーベース自給率」という指標ですが・・・
(「自給率が40%を下回った」というのは、この指標で見た場合で)
たとえば、鶏卵の96%は国内で生産されますが
飼料を輸入しているために自給率は5%とカウントされています。
生産額ベースでの日本の自給率は、現在70%程度になります。
カロリーベースの食糧自給率は「1人1日当たり国産供給熱量」を
「1人1日当たり供給熱量」で割った数値です。
ここで言う「供給」とは“消費”であり“摂取”ではないことを見逃してはなりません。
家庭や飲食店まで渡ったものの、調理されずに廃棄されたり、
食べられずに残飯となったりした食料も含まれています。
さらに、フォアグラのような高カロリーの贅沢(ぜいたく)品も含まれています。
また分子の計算は畜産物については、国産であっても飼料を自給している部分しかカロリーベースの自給率には算入しないこととしています。
しかし、畜産に飼料が必要なように穀物野菜果物の生産に肥料が欠かせないのですが、この肥料の自給率は一切考慮されていないのです。

現実に、ここ数年農産物価格は長期低迷し、ものは有り余っており
市場価格のコントロールの為、野菜や果樹が無残に廃棄されています。
私達のお茶にしても、国内在庫はすでに2年分(200%の在庫)もあるのです。
これでは消費のしようがなく、作れば作るだけ赤字となります。
これも、前述の農業政策の過ちと各農業界の取り組みの怠慢に起因しますが、、、
また、穀物(小麦など)の自給率は、昨年カロリーベースで確かに14%であり
穀物価格の高騰が続くと、「食べものが手に入らなくなる」と脅す人がいます。
しかし、現在の主要な穀物輸出国では、自由主義経済体制の下で
農民がコマーシャルベースで生産を行なっています。
だから、仮に輸出国の政府が戦略的輸出制限を長期にわたって続ければ
困るのは輸出国の農民になるわけです。

今後の気象変動や国際課題も想定にいれ、国内自給を高める事は必要ですが国民への過度の不安をあおるような世論操作は考えものだと思います。
Posted by 水窪水窪 at 2010年03月27日 20:23
ご丁寧なご返答有難うございます。

流石って言えば失礼になると思いますが凄く細かな説明御見それしました><

いまのご時世情報が溢れていますが、上っ面の情報に踊らされているのが現状だと思います。

食料自給率もメディアがどういった計算で数字がでてるのか説明もせずにただ数字だけ出す、それを見た人はそれを丸々鵜呑みにする。

頭の良い人たちの思う壺なんですよね・・・

水窪さんが細かく分かりやすく書いてくれたのでこれを読んだ人は理解してくれると思いますが政府が発表する中身を鵜呑みにしてはいけない
ですね、正しい情報を集めれば真実のさらなる奥が見えてきます。


あと、話しが変りますが交通死亡事故が20年前の半分まで減った事を
ニュース等で年末年始でよく見ましたが、これも数字だけの情報で中身が全く無い物でした。

これだけ見たら安全運転する人が多くなり事故が減ったんだと思います
よね^^;

確かにシートベルト着用者が多くなって死亡事故までに至らないケースも多いでしょうが、事故が減ったなんてことは無いです。
ではなぜ死亡事故は減ったのか?ですがこれは自動車メーカーの努力です、いまの自動車は車内の人を守る構造や安全装備が20年前とは比べ物にならないくらい進化してます。

決して危険運転者が減ったとか事故が減ったからって理由で減った訳ではないのです、また事故発生から24時間以内に死亡しなければ死亡事故にカウントされないので医療技術の発達も影響してると思います。

数字の裏には秘密が隠れている>ある方の受け売りです^^;
色んな数字が世の中有りますが、その数字の中身を調べると世の中の仕組みが垣間見れたりもします。
Posted by 浜松人 at 2010年03月27日 22:24
はじめまして。主人の生家が水窪です。
お彼岸や夏休みに遊びに行きます。主人の都合がつかない時など
1人で遊びに行くこともあります。
なんとなく、水窪が好きなので、おじゃましてみました。
アウトドアとかキャンプとか、憧れてます。
あと、分野は違うけど、問題意識っていつも持ってなきゃ
いけないと思う…
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2010年03月27日 23:17
浜松人 ん おはようございます

すみません・・・長い話になってしまいまして
ついつい農業のことになると、余分なおしゃべりをしてしまいます

交通事故の話については、知りませんでした・・・
というか、農業以外のことには全く疎くて(百姓オタクですね)
大変勉強になりました

ただ、数字のからくりは怖いですねいつも思いますが、
人々は、国の言う事はいつも(当然ですが・・)正しいと考えます
知らないうちに、自分達(国民)が不利益な方向に誘導されることも事実あります
こんなことを言うとしかられますが、今年農水省の受託事業をしましたが
随分いい加減な指導がありました
(また、この件については、ブログで書きたいと思います)

これだけ情報が氾濫すると、何を信じたらいいのか?
自己責任と情報の取捨選択は必要となりますね


サンダーのママさん おはようございます

はじめまして、コメントありがとうございます
>主人の都合がつかない時など1人で遊びに行くこともあります
そんな時は、気楽にキャンプ場にお尋ねください
けっして、利用客さんだけじゃなくいても歓迎ですので・・・
水窪の話好きなスタッフがいますから、お話し相手にどうぞ!

(このブログですが) 時々、農業の話題になると
私がむきになって書くのでお叱りやご注意を受けることがしばしばあります(笑)
そんな、好き勝手なブログですが、よろしかったらまた遊びに来て下さい!

そうそう、本当にキャンプにも一度お越しくださいね~
わからない事は、お教えしますのでご安心を!
Posted by 水窪水窪 at 2010年03月28日 09:34
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