今年をふりかえり、茶業界も厳しい一年となりました
これは、以前ある同業者さんとブログでかわしたやり取りです
・・・低迷する茶業経営の対策についてのお話
> この話題(茶価の下落)は、本当に当方にとっても深刻な問題です
今、私も佐久間と龍山に工場があり、生葉買いが主で経営していますが
お話の通り、、、もう限界ですね!
生葉売り農家(組合員)に説明のしようもない状態に困惑しています
加えて担い手が無く、ここ数年急速に増えてしまった借地もどうしたものか?
地域柄、山間の不便な茶園は地主さんに納得してもらい放棄して植林しています
本意ではないのですが、この緊急時にはやむをえません
高齢化に担い手不足、急激な茶価の低迷に
北遠でもお茶をやめる家が急速に増えています
なんとか、早急に対応をと考えますが正直難しいですね
また、お話聞かせてください

>水窪さま コメントありがとうございます。
弊社は民間企業なので、利益が出なければすぐに縮小とか、撤退とか言えますが、
地域密接の山間地や組合などでは、それもなかなか言えませんよね。
お察しいたします。
特に、生葉を買い入れて荒茶加工し、市場出荷する形態の経営は
採算が合いにくくなっていると思います。
問題は、今の荒茶相場が、「緊急時」ではなく、
これからしばらくの間改善の兆しが見えない気配だということです。
家族や従業員の生活を守る事、生葉農家の生活を守る事、
お客様(個人客だったり、茶問屋さんだったり)に満足していただく事。
ドウシタラいいのか? 日々悪い頭を悩ましています。
御意見をお聞かせ下さい。
『・・・業界のそれぞれが厳しい現状の中、新たな道を模索しています
はたして、来年はどんな年になりますのやら・・・』
中国などのアジアへの輸出はどうなんでしょうか。
中国では、お茶は標高の高い場所で作られたものが高級とされてます。
理由は、虫がつかないため農薬を使わないで済むので安全だから、
だそうです。
日本の安全なお茶を、中国やアジアの高額所得者へ。
yokatan さん おはようございます
コメントありがとうございます
私の友人が海外貿易の仕事をしているのですが
今は、欧州向けのパウダー茶が主なっています(リーフは売れませんね)
中国も以前お話がありましたが、日本と商慣習の違いというか
契約意識がまだまだアバウトで、リスクが大きく全体の輸出は少ないようです
信頼できるエージェントも限られているので、今後の課題ですね」
数年前は、輸入オンリーだったこの国、、、
ただ、市場は飛躍的に伸びているので、皆視野に入れています
一部の高額所得者向けは、商社とJAがすでに入っていますが
一般向けでも十分通用するマーケットだとおもっています
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