★北遠の補助金廃止へ★

   一昨日の中日新聞に、浜松市の補助金外部評価の記事が掲載・・・

   内容はというと、『市民の目で検討した外部評価は、

   北遠のイベント関連など13件で「廃止」の意見がもっとも多い結果となった』

   要するに北遠における従来のイベントは、全て「廃止」の方向にということである


   内部評価「廃止」→ 外部評価「廃止」の項目を見ると

   そのほとんどが、天竜・佐久間・水窪となっており

   ここ水窪関係で言えば・・・

   みさくぼ祭り、峠の国盗り綱引き合戦、水窪地域産業まつり「夢街道」など

   今後、町の中心的であったイベントの存続が危ぶまれる結果となった


★北遠の補助金廃止へ★

   もちろん、それなりの積算根拠があっての判断であろうし

   その費用対効果を問われれば、返答に困るのかもしれない

   ただ、一般の住民感情には、正直納得しかねる部分もあるようだ

   「どうして、北遠ばかりに集中するのか? 田舎はダメで、中心部だったら良いのか?」

   「市の中心部の無駄使い事業の方が、よほど大きな金額ではないか?」


   仮に、新年度予算編成が上記のような形になるとしても

   行政側から、住民が理解・納得できるだけの丁寧な説明が必要とされるであろう

   事務的な数字の処理だけで、政(まつりごと)を治めようとするのは無理なこと

   ある老人が言った、「だから、水窪のままでいればよかったんだ

   どうせ街がダメになるなら、昔のままでいたほうが諦めがついた・・・」
   

   浜松との合併なくして、旧町村の存続は無かったわけであり

   水窪以外の街でも、同様に行財政改革を迫られている変革の時

   この発言の内容が、明らかに見当違いである事は承知している

   ・・・しかし、私はあえてその老人の言葉を否定する事はできなかった。。。

   今、山村では子どもや若者、雇用の場もコミュニティの場も急激に失われている

   都市と山村では、明らかに浜松市に対する想いに大きな溝がある気がした

   広大な面積を持つこの市は、道のり以上に住民の心が離れてしまっている
 


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この記事へのコメント
こんにちは。
 
蟹が死ぬと、中身が無くなりスカスカの殻だけが残ります。
地域文化を絶やすと、中身の無いスカスカの行政の殻だけが残ります。
 
そんな浜松市に魅力はあるのでしょうか。
GWの浜松駅前のホコ天祭りと、海岸での凧遊びだけが
浜松市のイベントではないと思いますが。 
 
何て言いますか、とどのつまりは民度の問題でしょうね。
Posted by まるの字 at 2009年11月07日 12:38
まるの字さん こんばんわ

先日、ある市議が水窪を訪れた際にまつりやイベントに使われる補助金に
随分批判的な発言をして、地元民の反感をかったようです
言うべき事は、その通りなんでしょうが、、、
山村住民の話を聞く姿勢は全く無かったそうです

費用対効果、経済効率などの言葉に、あまりにおぼれすぎではないでしょうか?
都会と山村では、その歴史も文化も人々の生活スタイルも全てを異にします
無駄なような祭りも、地域住民の心の拠り所となって村を支えてきました

問題は、補助金のあり方というより、街中と山村の価値観の違いを
お互いが理解しようとせず一方的に物事を処理しようとしていることです
簡単に言えば、山村住民はあまりに馬鹿にされていることを怒っているのです
少数の勘違いしている、行政人や政治家には失望極まりないですね
Posted by 水窪水窪 at 2009年11月07日 21:02
管理人さんこんばんわ

イベント補助金そのものが必要なのかは別として
削除対象が北遠の山村地区に集中するのは大問題だと思います。

平成大合併で浜松市(中央)が乗り気になったのは政令指定都市獲得です、山村地区には美味しい話を大きく取り上げ、不都合な事は話さず山村地区は合併で今より好条件になる、また合併しないと村、町の予算は
今以上に苦しくなると脅しのように大きく説明したはずです。

政令指定都市を取った今の中央は北遠の山間部のことは頭に無いのでしょう(選挙の時に美味しい話ばかりして問題点は隠すのと同じですね)

まるの字さん>
初めまして^^

浜松祭りのことですね、私も浜松まつりのの価値は旧町時代までで
今の浜松まつりはただ騒ぐだけのフェスティバルです。
旧町時代の凧合戦は歴史的価値は十分あると思います、ですが今の凧
は参加町をむやみに増やし会場が狭くなり昔の合戦はできなく歴史や伝統の技が見れません。
Posted by 浜松人 at 2009年11月08日 04:49
浜松人さん おはようございます

補助金が当然であるような、従来の旧町村でのイベント運営は確かに問題です
ただ、今北遠の住民が納得していないのは
「人口が少ないのに、お金がかかりすぎる・・・・」この発言の数々です
先日もある行政職員は、とにかく費用対効果が無いとの結論づけでした

・・・となると、人さえ多ければ無駄だろうと何だろうと予算化するのか?
それでは、多額の金額を投じる中心部の無駄使いは全て容認することになります
それは、実におかしな理論づけであり、北遠住民が怒るのも無理からぬことです
要するに山間地域は、今となっては、浜松のお荷物でしかないということ・・・
多くの山村住民はそう理解しています

明確な山村地域への将来への町づくりビジョンもしめさず
何事も力づくで押さえつけようとする、今の浜松行政における山間地域の取り組みには失望しています
Posted by 水窪水窪 at 2009年11月08日 07:07
水窪さん、こんにちは。
この補助金の問題については次の行革審の勉強会で取り上げられる予定ですので、今の段階ではっきりしたことは言えませんが、新聞記事だけを見ればやはり不公平感が否めませんね。
県の事業仕分けでも問題があったようですが、市政モニターを中心に机上のみで、しかも北遠から参加している方がいたのか分かりませんが、自分の地域のことに関しては評価が甘くなるということがあったようですよね。
どうも浜松全体が数の論理だけで方向付けしようとしているのが気がかりです。私一人が発言しても何も変わらないかもしれませんが、3次の行革審委員の考えを聞いていると、しっかりと浜松全体を考えている方が多いですので、旧浜松だけ中央だけが良くなればいいという考えはしないと思います。ただし2次からの威圧感が無いと言えば嘘になりますので、そこをどうクリアしていくのか、そして行政に丸め込まれないようにできるかがカギとなりそうですが…
Posted by どりあんどりあん at 2009年11月10日 21:07
いつも拝見させてもらっています 
「オブラート」に包まない本音のトークすきです
北遠に住む者として考えさせられます
判断した方の 費用対効果の考えも判るのですが
判断基準は 費用の方は お金です
さて効果の判断基準は何に求めるのでしょうか?
境が平地ならばお隣との連携しての繁栄も模索できるでしょう
頂が境だと難しいように思います 「浜松まつりを当地でやり鍛冶通りと同じだけの人を 宣伝などこれと言うほどせず集客できないと思います 」さて、、効果なしと判断した方は現状を理解し
次の盛り上げるための対策をどの様に考えるのか
定住者では考えの及ばないアイデアを出すべきではないでしょうか?
「自助努力」の言葉で終わりにされたのでは、、、
判断された賢者の方の北遠に住む凡人の考えを示し
道しるべとなる たいまつを掲げてもらえれば元気が出ます
いろいろ勝手なことばかり書いてすいません 本音トーク期待しています
Posted by 遠人 at 2009年11月11日 06:13
どりあんさん おはようございます

今回は、マスコミの報道も含めて北遠いじめ?の印象付けになったようですね
北遠のイベント予算・決算を内容を見れば、補助金のみに依存している・・・
そんな予算の編成の仕方にも問題ありですが
馬鹿正直なのか、それとも早く言えば要領が悪いのか?(旧町村時代のつけかな?)
しかし、現実に北遠事業予算の数々が削減、廃止されているのも事実です

以前、飯田副市長と浜松まつりと水窪まつりの予算のあり方について話しましたが
助成の総額を見るのか?割合を見るのか?で判断は分かれます
確かに浜松まつりの行政負担割合は低く、民間運営の印象を受ける
水窪のイベントなどは9割が助成の形になっている・・・
(これは、ボランティアで運営の部分は予算に反映させないという田舎ならではの
発想があり、ここが数字に出ないから誤解も招く要因ですが)
しかし、浜松祭りの支出金額としては比べ物にならないほど(当然ですが)多額である
「○○万人の人手がある祭りだから、違うのは当たり前」これに誰も疑わない

どりあんさんの言うとおり、いまの浜松は数の論理がすべてなのかな?
確かに報告のペーパー一枚見れば、それを元に判断するしかない
要するに地域にとり、その事業が必要か不必要かの基準は数の論理のみとなる
広すぎて、現状や地域性を把握できない浜松の落とし穴がここにありますよね

それに、行政としては(言葉は悪いが)切りやすいところからきる
これについては、北遠側の理論武装の議論が出来ないという欠点もあります
正式の場で、抗議や反対意見を述べる術を承知していませんからね
旧浜松が合併時に、旧浜北市長の長谷川さんに随分気を使った発言してましたね
けっこう長谷川さんには、つっこまれていたから・・・

いずれにしても、北遠の住民は中央行政に悪い感情を持っていることは確かですね
大半の人は、予算の中身の比較検討などしたことありませんし
世論は、一部の報道で判断をくだしちゃいますので・・・

第二行革審の影響については、やむを得ない部分もあるのでしょうね
あの人がいる限り、浜松じゃ無理ですよね
今度そこのところ、、、秋山さんとも話してみたら?(やぶへびかな)(笑)




遠人さん おはようございます

コメントありがとうございます
本音トーク、、、少しは、オブラートに包んで物を言えとのご批判も多く
時々、批判対象のご本人や関係者から意見されることがあります
そんなことで、最近は遠慮しているのですが(笑)

この件に関しては、上述したように合併時のごたごたが尾を引いているようです
当時、地域イベントや地域固有事業のすりあわせを旧浜松と旧町村間で
十分おこなわず(時間もなかったのですが)見切り発車したことと
市長の交代により行政方針が変わったことによるものだと考えます

今回のイベント予算の見直しは、今に始まったことではなくて
(何か、国の政権交代によるものと勘違いする人がいるようですが)
当時、数年後にはそれぞれの補助金は削減の方向でとの約束はありました
ただ、時期だとかその内容は明らかでなく、旧町村との話し合い合意の中で
相互の協力を得るものだったはずなのですが・・・
いつの間にか、一方的な行政判断が下されるようになってしまったみたいですね
ここが一番、北遠住民の感情を逆撫でしているのですが

それと、今の行政に山村地域への活性策やアイデアを出す能力はありませんし
それだけ、この広大な地域も把握できていません
水窪に来た事のない役人が、地域事業の予算編成をやっているのですから

「自助努力」の限界は自覚しつつも、自立するしか北遠の生きる道は無い
そんな印象ですね

また、いろいろコメントください
こちらこそ、言いたい放題ですみませんでした
Posted by 水窪水窪 at 2009年11月11日 09:24
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