天竜区(天竜林業会館)で開催された
“県政さわやかタウンミーティング”に出席してきました
テーマは『中山間地域の振興策』について。。。

北遠林業関係者やグリーツーリズム関係者、各地域の代表15人と
県側は、産業部長、農山村共生室長、林業振興室長が出席しました
林業をとりまく状況は、ここ十年来厳しいままで明るい兆しはありません
関係者からも現場での悲痛の声、意見や要望が出されていました
ここ北遠は、山林業の再生なくして地域の将来はありません
国策としても、あまりにも軽々しい立場に追いやられている山林業
国の重要課題であるが、あまりにも実情を知る代議士や県議、市議が少ない
役所も同様に、この分野に関して知識や理解の程度が低いのも残念なことです
また、農林業地域の新たな活性化策として力を入れるグリーツーリズム事業も
従来のハード支援(施設の建設や補助金の負担など)から
ソフト事業の支援へとシフトして、一体何をしていくのか?という疑問が残ります
さっそくにも、具体的な県独自の支援プログラムの提示をいただきたいものです
もちろん、受け入れる私たち地域住民も
公の財政の支援を一方的に頼るのではなく
いかに自立の道を探るかも大事なことですが
・・・果たして、今回のミーティングをもとに行政側(川勝県政)が
どれほどの効果的な施策を展開していくのか?興味深いところです
新しい政権になり これからは公共事業は減少の方向で これまで土木関係に従事していた人を農林業にシフトする林業再生プランでの就労支援は期待できないのでしょうか
水窪の現状とか林業の世界については何も分かってませんが頑張っている水窪を応援したいです
danteruさん こんにちわ
不況下で派遣の雇用切が続き、また地方の公共事業が削減されるなか
世間では、農林業への雇用促進の話がよく出ていますが
現実にはうまくいっていないのが現状です
以前建設バブルの時代、多くの農林従事者が土木業に移りました
しかし、だからと言って逆に土木が農林へ・・・の構図は成り立ちません
都会の方や役所のデスクワークの人達は、同じ一次産業だから、、、
と思うのですが、その仕事の中身は全くもって異なるものなのです
農林業は、一年や二年で者になる仕事ではありません
いわゆる、職人の分野の仕事であり
「明日、弁当を持っていけばなんとかある・・・」は通用しません
第一、雇用の受け皿が全く出来ていないのです
低賃金はもちろん、育成システムや人材、住居に保険などの福利厚生
数え上げればきりがありません
数年前、建設業者の多くが農業に参入しましたが、今では残るのはわずかです
ほとんどが撤退を余儀なくされました
現状のままの林業再生プランでの就労支援は、残念ですが期待できません
今年はじめ、ブラジル人の斡旋にも関わりましたが現実は無理でした
もっと具体的かつ実効性のある施策を講じなければ
掛け声だけで、終わってしまうことになると思いますが・・・
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