一番茶を終えたあとの茶園は、ひっそりと静寂の中に包まれている
新茶もひと段落した今、毎年増え続ける荒廃地の光景に憂いを覚える
製茶工場近くの見捨てられ、荒れ果てた茶園の数々。。。
今年も、この山間地域の耕作放棄農地はまたずいぶんと増えた
過疎、高齢化と農産物価格の低迷が主な理由だが
放棄された畑、茶園では雑草や木々が伸び放題・・・
これから夏の時期には、大量の害虫が発生し付近の民家にまでも入ってくる
ただ景観が損なわれるだけでなく、住民の生活環境さえも脅かされる
自分たちが生活する家を掃除するのと同じことで
農地も手間ひまかけて管理してやらなければ、そこで暮らすことはできない

(写真に見える茶畑の持ち主も、春に浜北に引越し今は荒地に、、、)
採算効率が悪く農林業経営が成り立たない
だから、農地を捨てる・・・いや、見捨てざるをえない
環境汚染や国土の破壊は、まず地域に住む生活者そのものの問題であり
一体これからどうするのか?
そしていずれは、都市をも巻き込んだ深刻な事態に発展していく
それは私達、山の住民だけではなく
この国すべての人に関与する、すごく身近な緊急の課題なのではと。。。
重い問題ですね。私の地域も似たり寄ったり、
高齢化で農作業ができない、耕作をしない、できない
畑や田が毎年のように増えていく。
なんとかしなくちゃ と思います。
今年挑戦してみようと思うことが1つ
地域のファンクラブを作ってみたい
それで体制が変わることはないかも」しれないが
出来ることまずやってみようと思います。
田舎に関心のある人に、地域の共同作業に出てもらったり
そんなことから始めてみようと、考えています。
山の住民だけの問題では無い、大きな緊急課題ですね。
牛たろうさん こんばんわ
ここの集落の茶畑も年々、手放す農家が増え
今では、自分が借地する面積がこの村の1/3にもなってしましました
それはそれで、、、何か責任が重いなと・・・最近は感じています
やはり一人の力には、限界がありますね
小さくても、少しでも、多くの人がかかわることが大事なのではと思います
出来ることまずやってみようと・・・そのとうりですね!
ダメと言ってしまえばそれまでです
何もアクションを起こさないで、無責任に時代の流れだからという人がいますが
本当にそれでいいのかと???
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