地方では小正月を、望日(もちい)と云います
(恥ずかしながら)昔からの田舎の風習なのに文字を知らなかった
この『もちい』をどう書くか、意外と知らないと思うのですが、、、

(この新木、今では町内の売店でも販売しています)
その昔、1月の始まりが新月(朔)なのか満月(望)なのか意見が分かれ
そのため年始も正月朔日という考え方と、正月望日という考え方があり
小正月というのはこの正月望日を元旦と考える流儀の名残と考えられるそうです
望日、小正月、女正月、若正月ともいいます
また、もちいひ(餅飯)が転じて『もちい』とも、、、

そして、この地方では、新木(にゅうぎ)なるものを祀ります
小正月の飾り物のひとつで、割り木に十二月と書いて門口や屋内に立てます
仏様の正月といわれ、4日にきって11日に新木(樫の木など)を割り
もちいの日は、家の玄関、縁側の柱、神棚など屋敷の隅々へ新木を祀ります
昔は、新木は普通の墨でなく楮(こうぞ;紙の原料)を燃やして
すり鉢ですって作った墨を使って、
椋(むく)の木の筆をつくって字を書いたのだそうです
今でも、普通の年は12月と書き、閏年は13月と書きます
こんにちわ。
私も漢字知らなかったです。
恥ずかしながら、由来や意味も初めて知りました。
子供のころ何となく見ていた「新木」も、子供だったせいか無関心。
東京に出てからはすっかりその存在を忘れていました。
今日、家に帰ったら、子供たちに教えてあげようと思います。
伝えることも大人の役割でもあるし、知ることで父親の故郷に興味を持ってもらえたら、嬉しいですね。
あけましておめでとうございます、本年もよろしくお願いします。
今日はもう15日なのに、今更って気もしますが思いついたので。
水窪は雪の様ですが、車で行けますか?
水窪さん こんにちわ。
「望日」のこと初めて知りました。
同じ様な二つ割の木に、「立春大吉」と墨で書いたものを二本、家の入り口両側に置いてあるのは昔見たことがあります。
町では、木ではなく紙のお札一枚になっているようですが・・・。
いとっち さん こんにちわ
田舎でも何気なく伝統の行事をこなしていくのですが、案外その意味や事の起こりを知らないことってあるのですね
ちなみに、今日あるお年寄りに『もちい』ってどう書くの?と聞いてみたら、「それは昔から平仮名だ!!」と言われました、、、う~ん、な~~るほど〈笑)
「新木」も、昔ほど一般の家ではしなくなってきましたし、田舎も時代とともに変わりつつありますね
でも、パパの故郷の事は、出来るだけ子供に話してやってくださいね!!
窓枠、上嶋社長さん こんにちわ
いえいえ、こちらこそご挨拶が遅れまして申し訳ありません
よろしくご指導お願い致します
ご心配の件ですが、現在道路には雪はありませんので大丈夫ですよ
朝晩は、凍結して危険箇所もありますが、日中はOKです!
近くに、また寄らせていただきます
クライネマンさん こんにちわ
水窪では小正月に、この新木を家のほかに、お墓にもお参りがてら祀りにいきます、、、
写真は、教伝様という地元を見守る石碑の前に祀られたもので、ここの田舎は神にも仏にも、供える風習があります
街中では、年々小正月の儀式も簡素化されてきましたが、周辺の集落ではまだ昔ながらの伝統行事が続いています
ちなみに、今日は「もちい」で前後の3日間ほどは、昔ながらに仕事もお休みです
水窪出身の母がこの時期になると必ず
「もっちい」の時が一番寒いで・・・
と言っておりますが
初めて漢字を拝見しました!
「望日」でもちい・・・でしたか!
なんだか、目からうろこ状態です。
改めて勉強になりました。
ありがとうございます^^
我が家では6ヶ月ぶりに娘が帰ってきましたが
お茶が美味しくてたまらん!
と言っておりました!
当然、水窪茶なので・・・・・^^
rudy さん おはようございます
水窪も、一番寒い季節になって来ましたね!
もちい休みも終わりまして、田舎の正月もここまでというところで
一年の新しい仕事が始まります~~
でも、まだこれからの1~2ヶ月は、水窪は冬眠状態ですかね?
そうそう、、、寒いこの時期は「水窪茶』がおいしいです
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