田舎では師走のくれに、山にお正月用の松を採りに行きます
本来は、門松や松飾りの松を
十二月十三日に山から切り出してくることを「松むかえ」というそうですが
最近は二十八日頃に行う家が多いみたいです
その際、松と一緒にサカキなども調達してきます

もちろん都会に住む一般の家庭では無理なのですが
これも田舎ならではの、伝統の慣習となっています
しめ縄は、これまで父が家でずっとなっていたのですが
今は、地元の老人クラブの方たちが作るものを購入しています
餅つきも、数年前まで我が家でもずっと石臼(いしうす)でついていたのですが
今では機械でコロコロと、、、出来てしまいます

我が家でも少しずつですが、古き正月の行事が簡素化されてきました
そういえば、おせち料理も家で作る家庭が減ってきましたね
昔は、年越しそばもそれぞれの家でうっていましたし
煮しめも母や祖母がこつこつと炊いていました
時代とともに、田舎の年越し模様も変わって来ました
こんばんわ。
当方 家内と二人だけの生活ですが、元旦やってくる長女、長男家族を迎えるため、一週間前から体を労わりながらボチボチ大掃除をしています。
当家でも、自製するおせち料理 年々歳々種類が減っています。今年は数の子、黒豆、田作り、位になってしまったようです。
昨日 家内の買出しに付き合ってスーパーへ行ってみたところ、こうしたおせち料理をチマチマ詰め合わせたパックが並んでいました。
矢張り自製は減っているのでしょうね。
残念ながら、こうした伝統的なおせち料理も孫達には不人気のため、結局は中華料理やお寿司の出前のお世話になります。
門の前に飾る松飾り、神棚用のサカキ、玄関先軒下に吊るす飾り物、全てポリ袋に入った量産品を配達してもらったものです。鏡餅も真空パック製品で永らく黴なくなりました。
昨年までは、門の前に飾る松飾 松の芽の種類による左右の使い分けを書いた説明書が入っていたのですが、今年はそれも無くなり、いい加減に取り付けることになりました。
いちいちコメントは致しませんでしたが、当ブログ毎回楽しく読ませて頂きました。来年もよろしくお願いいたします。
こんばんは
間もなく新年ですね
うちは、31日まで仕事ですので正月の準備らしい事はできませんが、
小学生の子どもが、学校でお年寄りの方から注連縄のない方を教わり、
沢山作ってきてくれました。
近くて遠い、なかなか帰れない故郷・水窪の様子を知る事ができて、
毎日の更新を楽しみにしていました。
来年も楽しみにしています。
良い新年をお迎えください。
クライネマンさん こんばんわ
いつも御覧いただきましてありがとうございます
実は今、父は近くの特養ホームに入って3年になります
ブログに書いたように、元気な当時は、餅つき(知人の分もついていたため半日がかりでした、、、多い時は六臼くらいついていたので、肩もパンパンに張った思い出があります)
しめ縄つくり(ちょくちょく以前は隣で手伝っていました)・松採り(ス-パー林道まで四駆の軽トラを駆って飛んでいきました)・・・・どれも懐かしい歳の暮れの思い出です
田舎の古い慣習をけっして、子供たちに強制するつもりはありませんが、今になって思うと、あれは親子の大事なコミュニケーションの場のひとつだった気がします
あまりに時間に追われ、効率ばかりが優先する現代に少々寂しさをおぼえるこのごろです
また、来年もよろしくお願い致します、、、良いお年をお迎えください!
まるの字さん こんばんわ
そうですか、暮れまでお仕事ですか、、、大変ですね
最近は、子供たちにしめ縄のない方とか教える所が増えてきましたね
日本の四季の古き良き慣習が廃れていく今、大事なことだと思います
お金を出せばすべて、簡単に何でも手に入る時代ですが、、、
伝統行事の意味する事は、自然だとか、神仏への敬い(しいては人への畏敬の気持ち)の為に自らの手で行なうことにあるんだと思います
今のように形だけを整えても、本来の意味からは遠く外れているのではないかと!(かく言う自分も反省しきりですが、、、)
あまり偉そうな事は言えませんが、田舎に住む私達が守るべきものはたくさんあるき気がします
また、よかったら「水窪なんでも・・・」ブログ御覧いただけたら嬉しいです
いいお年を迎えてくださいね!
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
前の記事
次の記事
写真一覧をみる