★農山村ビジネスの可能性⑤★

   『農山村への想い』シリーズ・・・・

   山間の地域において農業のビジネス化は正直難しい

   山の合い間をぬい、猫の額ほどの農地を耕作しわずかの量の農産物を栽培する

   ここで営まれる農業は、その大半が第二種兼業農家であって

   主たる収入源を別に持っており

   北遠地域における専業農家の割合は、限りなくゼロに等しい

   高騰する昨今の経費を差し引けば、実態は赤字経営がほとんど

   ここの農業がビジネスとして成り立つ可能性は、きわめて低い


★農山村ビジネスの可能性⑤★

   農家の栽培する農産物は、自家消費をまかなう程度・・・

   もちろん、それ自体は決して悪いことではなく

   安全農産物、国内自給率への目に見えない部分への寄与

   国土の保全、荒廃地の活用といった環境への貢献は大きいものがある

   あくまで、経済としての成否を判断基準にした場合である

   しかし、いつの時代どこにいても、わずかな可能性でも残されば

   ビジネスというものには、チャンスは必ずある

 
★農山村ビジネスの可能性⑤★

   そんな中、いま注目しているのは、農産物の加工事業である

   生産コストや都会からの距離的なハンデ、絶対量の少なさを考えたとき

   付加価値をつける加工農産物にしか、ビジネス成功の糸口は見あたらない


   例えば、今、ワイン用葡萄の生産の試みたいという話がある

   将来は、ワイナリーを持ち地元ワインの生産をする計画・・・

   専門家は否定するが、北遠でもすでに食用葡萄の栽培実績はある

   自然の恵みとは、すべてが新たなる模索からはじまる

   百の失敗からしか、たった一つの成功は生まれない


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