森の学校視察に伴い、市関係者にお願いをして
地域の実情を見てもらう為、周囲の農地なども視察
厳しい現実を目の前に、今後の打開策の話し合いを持ちました

山間農家の高齢化、担い手不足、荒廃する農林地・・・
加えて、企業の撤退による地元経済の疲弊する現状と過疎化・・・
複合的な課題を抱えて、効果的な解決策は見出せないのが現状です
『合併浜松は、日本の縮図である』
知り合いの市議とこの問題について先日話しをしました
ある大学の先生もこの問題を指摘されています
また、スズキの会長も講演で同様のことを言っていました

広大な面積を持ち、北は森林から南は海まで、中心市街地は全面積の一割のみ
人口も中心に住むのは約半分、残りの住民は周辺地域に点在している
農山村では、過疎地域を抱え
従来型の政令都市とは、意味合いを全く異にする
一元的な取組みでは、市民のニーズに応じ切れないし
行政政策は、多義にわたらざるを得ない
これまで旧浜松において経験の無い分野の行政運営を迫られます
あらゆる問題を抱える日本国の縮図のような新浜松・・・
市のトップの皆さん、はたして大丈夫でしょうか?
日本の農業はどうなるのでしょう。
自給率39%、しかも、農業従事者の高齢化や再開したくても農業機材の購入など問題も多いようですね。採算が合うためには規模の問題もあると聞きました。
TETSUさん こんばんわ
そうですね、農政もこれまで大規模農家の育成や農業法人化に力を入れ、中山間地農業は切り捨ての方針だったのですが、飼料や原油、資材の高騰が大規模農家・法人の経営を逆に圧迫してきました。
うちも年々規模拡大での方向で、設備投資・借地を増やしてきたのですが、ここに来て、価格の低迷と経費負担で方向転換をせざるを得ない状況になってきました。
知り合いの鶏卵農家(大きくやっていましたが)も、やはり最近廃業に追い込まれました。
巷では、将来の国内食料自給を心配していますが、今の状態が続けば零細農家はもとより、大規模農家も経営は成り立たないと思います。
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