天竜市雲名地区にある茶畑、秋の整枝作業が終わりました
ここは遊休農地として、しばらくの間そのまま放置をされ
雑草地となっていました
現在、当法人でその管理作業を受託して作業を行なっています

耕作放棄される農地の問題は、すでに周知の通りですが
企業や大規模農家さんが参入する可能性のある広い平坦地は別として
北遠地域のような中山間地は、非効率な土地の形態ばかりで
なかなか担い手や受け手が無いのが現状です
現地は、まだ平坦地でして、道路沿いの立地であり比較条件は整っているのですが
それでも高齢化と過疎化、茶業の衰退により放棄農地の増加は止まりません
今回受託した農家さん9軒も、その大半が高齢者のみの世帯であり
今後、耕作を維持するのは不可能と言う事情でした
中山間地における農業は、一段と厳しさを増しています