先日から進んでいる、放棄茶園の再生作業が始まりました
まずは、細かく分かれた地権者の茶畑の確認から
借り入れ地は点在し、離れ離れにあるため
管理作業で間違わないように、杭と目印をしていきます

本来、一筆(一区画)にまとまっていれば、区画整理され
乗用型機械でも入れば、飛躍的に作業効率も上がり
集約して大規模化することも可能なのですが、そうは簡単にはいきません
昔からの個々の地権が絡む事情もあり
今、山間地茶業のおかれた大きな課題でもあります
もっと、JAや農林・行政機関が積極的に関り、指導すればいいと思うのですが
地権者の意見を集約し、交渉ごとをまとまるのは厄介でことさら難しく
関りたくないと、、、言うのが本音のようです
耕作放棄地の解消と活用と、机の上で議論するのは簡単ですが
農家の置かれた現実に真摯に耳を傾け、現場で汗を流す覚悟が無ければ
いつまでたっても解決の糸口は見出せないと感じています