以前、このブログでも少し紹介しましたが
ここ水窪では、合併前の時代から町で農機具のレンタルを行なっています
主にお茶の管理用の整枝機械などが中心などですが
各種の耕運機なども取り揃えてあります

兼業の零細農家が、自前で高額な機械を持ち維持するのは大変なこと
茶園管理の場合、一通りの管理用機械類を揃えると(我が家の場合)
整枝用機だけでも5~6台、耕運機や肥料散布機まで入れると
その費用だけでも数百万円と馬鹿になりません
そこで、旧水窪町が所持しメンテナンスなどの管理も行ってきました
もちろん、浜松合併後にこの制度は廃止されましたので
現在ある機械が使用できる時までとはなりますが・・・

この日は、深刈り用の整枝機を借りてきました
以前は自前で持っていましたが、年に数回使う程度なら借りた方が
コスト的にも随分助かります
ちなみに使用料は、一日500円ですから、しれたものです
新市になり、旧水窪町から続いた農業機械の購入助成も無くなりました
大規模農家をかかえる浜松市では難しい制度なのは当然ですが
高齢農家が主流なったここ山間地で
今後、新たに機械をそろえてまで、農業を続ける事はまずありません
些細なことですが、こんなことも荒廃農地が増す原因のひとつかも知れません。。。