★山菜のご注文★

毎年、この時期になると山菜の注文が入ってきます

たらの芽やこしあぶらなどが多いのですが

どうしても旬のものは、採れる時期が決まっておらず

こちらの天候や都合でのお届けになってしまいます

★山菜のご注文★

先日も、今年からお付き合いいただいている青果問屋さんから

依頼があったのですが、日時の指定は無理ですよ!とお答えしました

以前には(皆様もよくご存知の)和食料理店やフレンチのお店でも

こちらの山菜を使っていただいたことがあります

品質は天然ものですから申し分ありませんし、需要はあるのですが

残念なことに現状では、安定供給できる体制にありません

なにか、もったいない気がします・・・

山間地域における食材供給のシステムは今後の課題ですね


今年は、購入希望のお客さまに事前の予約をいただき

入荷しだい、お送りすることにしました

お客さまには、お待ちいただくことになるのですが

その分、天然山菜の旬の味覚を楽しんでいただけると思います


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この記事へのコメント
「水窪」さんこんにちわ。
コシアブラの天麩羅・・・最高ですよね。
タラが栽培されていることは承知していますが、コシアブラも栽培できるのでしょうか。
若い頃 天然のコシアブラ新芽採りに毎年でかけました。木の成長が早く、去年と同じ所へ行っても、新芽は手の届かない高みへドンドン移っていました。
Posted by クライネマン at 2010年03月30日 11:49
クライネマンさん こんにちわ

タラはこちらでも栽培している家は何件もあるのですが
、、、そうですね こしあぶらはあまりきかないですね
苗の販売はしていますので、やっている方もいるかもしれませんが
やはり、ほとんどが天然ものになります

こしあぶらはタラより、すぐに背が高くなりますから採るには大変ですね!
(高い木だと20mくらいのもありますから)

うちでは、農家のお年寄りが採ってきた天然ものを扱っています
(やはり、場所を熟知していないとなかなか取れませんので)
ただ、量や時期が不確定なのがつらいところですね・・・
Posted by 水窪水窪 at 2010年03月30日 13:00
こんばんわ^^

タラの芽の天婦羅いいですね^^
でも天然物だから高価、手に入らないから高価って方程式なんですよね、これが年がら年中手に入れば誰も見向きもしなくなる>需要と提供のバランスが大事なんですよね。

話しが変りますが農業の黒字化は物凄く厳しいですね

お叱り受けそうですが(この話)

農業も農業(生産)と顧客(消費)のバランスで黒字が決まります。
いまの日本はこのバランスが壊滅状況に有る訳です。
いまの農業人口と生産数と消費とのバランスが悪くどう頑張ろうが黒字経営は無理な状況に有るんです。

つまり農業人口が多いんです>へ??って思われますよね
現状できちんと産業化して黒字経営をするためには一人当たりの担当エリアを拡大して作業者を徹底的に減らす方法しかないと聞きます。

産業には粗利益と言う物があります、会社を回す為にはこの粗利益が出なければ当然回せません当然人件費はここから出ます、日本の農業の平均数字(金額)は2000円以下だと言われています、飲食業で2000円~3000円、大手企業と呼ばれる会社は6000円+だそうです。
この金額は一人の従業員が一時間働いた時稼ぐ金額です、その金額から支払われる人件費は40%辺りです、つまり農業の人件費は各県で違いますが最低賃金並みかそれ以下になってしまいます。

国からの支援がダメとか前回言いましたが、実際は支援(補助)がなければ今の農業は維持できないのです。

先進国の農業人口は総人口の2%だそうです、でも日本は2.5%なんです。少ないようで実は多いんですよね。

農業の黒字経営は徹底的に人員削減と無償精神の追放が鍵だと思います

追記
無償精神ってなに?って思う人も多々居ると思いますので簡単な説明を

毎日の労働時間が8時間ありますこれは賃金が貰えます、でもそれ以外に無償で働くことを日本人は好み精神論敵に崇める風習があり現在社会でもサービス業や農業では当たり前に行なわれています。
製造業ではさすがに管理職以外ないですが^^;

これが農業を敬遠する若者の理由の一つです

農業が産業化(黒字経営)を成し遂げる為にスリム化(人)と労働時間の劇的な短縮が絶対必要です(無償残業は有ってはならない)


ある農家が就業時間いがいで無償労働をして生産率を90%にしました
、この無償労力をしなければ出荷率は75%でした、無償労働で得た15%の出荷率と無償労働で損失した時間の価値はどっちが高いかって話なんです、15%上がれば収益もあがって結果OKと思う人も居ますがそれは違います、毎日無償労働を3時間~5時間して休日も返上で15%上がったところでその分の稼ぎが上回る事はないんです。
極端にえば自己満足世界なんです。

また講釈たれたれしてしまいましたが、日本の農業は早期の健全経営化(国の補助が要らない労働環境もサラリーマン並みに)が急務だと思います。


色々言いましたが農業人口が多いって意味は
農業の稼ぎ出す利益を農業人口で割ると一人当の稼ぎは物凄く低いってことなんです。
Posted by 浜松人 at 2010年03月30日 20:33
こんばんわ 山田屋の娘です。水窪の山菜が食べたくなりました。
子供の頃よく山の川原に採りに行ったものです。
山菜は春の香りがして大好き。今思うと水窪で当たり前のように食べていたのがこちらにいるととても贅沢なことだと知りました。うちの店で父が栽培している椎茸を出しています。お客様皆様に水窪の椎茸は美味しいと喜んでいただいています。これからも水窪の美味しいものを提供していきたいと思います。
Posted by korokoro at 2010年03月30日 22:57
浜松人さん おはようございます

いつもながら、浜松人さんのコメントには勉強させていただきます

>つまり農業人口が多いんです>へ??
とても興味深いというか、今の日本農業の根幹の問題に触れています

前回も書きましたが、今の日本農業生産の大半はもうすでに数%の篤農農家によって支えられています。
しかし、農業者人口というのは(詳しい実態は正直把握されていません)第二種兼業農家を含みますので、実際は家庭菜園程度の兼業サラリーマンや高齢者が含まれるのです。兼業や高齢農家がけっして悪いわけではなく、私自身日本中の家庭がベランダ菜園をもつことを理想としていますが、産業としてこれらの全てを取り込もうとすると無理が生じますね。

旧政府や農水省がすすめた農業法人化や農地、規模集積の方向はあながち間違いではないのです。そうしなければ農業の黒字化や産業化は無理なのですから。ですから、今回の農家所得補償制度は、ある面その方向を遅らせる危険はあると思います。反(たん)別2万円も助成をもらえれば、零細農家は、農地を集積して大規模農家や法人に貸し出すよりも、何もせずいたほうが得になる計算です。これだと現状農業の形態に変化はおきません。

零細農家の支援や中山間地対策、荒廃地問題を全て同じ土俵で議論するのは本来間違っており、それぞれの政策の内容は同じようで、全く異なるものであることも注意しないとけませんね。農林業における生活弱者とか環境を全面に出されるとついつい国民世論は正しい判断が出来なくなります。

農業所得の件についてですが、ちなみに、私の持っている資料では一昨年の農家の平均時間所得は298円です。加えて、小規模農家では農業所得の申請時に個人の労働収入は全く記載されていないのが通常です。他の業種では考えられないことですが実態です。私も農業法人化して初めてこの事実に驚いたくらいですから、いまだの日本の農業者の大半は、この矛盾にもきずいていないと思います。

言われる無償精神の定義から考えれば、更にその実態はお粗末なものになりますね。農業を効率化とか採算ベースにあわせる・・・とかいうと、未だに批判的な意見があるのも事実です。

浜松人さんの言われるように、黒字化の農業者法人や相応の農家を育成し、若者の参入を推進し、無用な補助金をなくすためには農業界もそれなりの傷みを伴う覚悟が必要ですね。



korokoroさん おはようございます

いつもお世話になっています
そろそろ、春の山菜のシーズンですね!
そうですね、水窪にいるとタラやこしあぶらも山に入れば比較的簡単に手に入りますが、都会では考えられませんよね!

街では、栽培ものがほとんどですが、やはり天然ものや露地ものを食べたら全然違いますから、、、

おおいに水窪の宣伝をしてください!
Posted by 水窪水窪 at 2010年03月31日 08:14
こんばんわ
いつから人は、季節の食物の安定供給を当然と思うようになったのでしょうね…。やっぱり、商業の大型化とか、いろいろの事業形態の
変化と無関係ではないのでしょうか。今更後戻りは出来ないことと
思いますが、(ちょっと遠慮勝ちに言いたいのですが)経済性の優先
とでも言うのかしら、とにかく売上的な考えばっかりで、消費者を
育てるってこと忘れられてたのじゃないのかしら…
あら、山菜が出回るようになったのね、美味しく頂きましょう!
もう、春なのね…じゃ、ダメなのかなあ。
3月だ。山菜を売ろう!あの店が3月に売り出しなら、うちは2月末に
売るぞ。なんか、そんな声が、いろんな業界から聞こえるカンジ…
ともあれ、水窪は寒いですね!でも、きれいな水の湧いてるところ、
ありますね(*^。^*)
Posted by サンダーのママサンダーのママ at 2010年03月31日 21:58
サンダーのママさん こんばんわ

サンダーのママさんの・・・言葉
>経済性の優先とでも言うのかしら、とにかく売上的な考えばっかりで、消費者を育てるってこと忘れられてたのじゃないのかしら…

私達農家、商売人達がいま一番疎かにしていることですね
本当に耳の痛い話です
私達の仕事はお客さまがあってのこと、食していただける人がいて
そして「あ~本当においしかったな」と、喜んでもらえることなのですね

旬のものを旬にいただく・・・身も心も健康になる基本なんですね
でも、そんなごく当たり前のことすら消費者に伝えることができない食の業界
何でも売れればいいという姿勢があるのは悲しいことです
消費者を混乱させたり、いたずらに疑念を持たせたり
本当に情け無い話ですよね・・・

いいお話を氏を聞かせていただきました
今一度、襟を正してものづくりに励みます

水窪の情報も、少しでも皆さんにお伝えできるように頑張ります。。。
Posted by 水窪水窪 at 2010年03月31日 22:19
遅い時間にすみませんでした
タイヘン僭越なことを申しました。
わたしも販売業、利益を上げなければやっている意味がないし、
却って顧客さんに迷惑を掛けることになる…
かねあいは、難しいですね。
でも、個人に出来ることが何もないような、大きな流れに呑みこまれるだけのような、そんな日々では、つまらない…
色々考えるばっかりのわたしですが<m(__)m>
Posted by サンダーのママ at 2010年04月01日 01:57
サンダーのママさん こんにちわ

いえいえ、確かに大切なことですから、、、

もちろん商売との兼ね合いは難しいのでしょうが
お客様の利益と提供する側の立場が両立することは可能だし
また、そうでなくてはならないのだと思います

やはり体制に流されず、自分自身の立ち位置をしっかりとし
そしてぶれない精神が大事ですよね!
(言うほど、簡単なことではないですけどね~)
Posted by 水窪 at 2010年04月01日 14:28
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