巷では、デフレの様相になってきたようです
「安い事はいいことだ!」、なのでしょうが
作り手の立場になってみると、そうばかりも言っていられません
農産物の下落が止まりません

農業新聞の記事にも、連日掲載されていますが
軒並み畜産や牛乳、野菜やみかんやりんごの果物も低迷したまま、、、
私達の生産するお茶も、今年は数年前比べ半値近くになりました
とてもこの生産価格では、農家は生計がたちません
輸入作物との価格競争はもちろん、国内の需要が伸び悩んでおり
ブランド化による差別化も、ここにいたっては難しくなりました
ここまで価格が下がると、個々の農家もJAや市場の指導に不安を感じ
生産・出荷の調整や規制も足並みが揃わなくなっています
それが市場では更に供給過多の状態になり、負の連鎖となっているようですね
小売店やスーパーの安値販売競争の犠牲者は、まぎれもなく生産者です
私達の仲間である農業生産法人の廃業も増加の傾向にあります
また、企業による大規模農業も一般化してきた事は事実ですが
現実には、いまだ日本農業の大部分は個人農家に支えられています
農家は、この現状に将来の不安と危機感を感じるこの頃です
こんばんは
私の母方の叔父も個人農家ですが
お茶は赤字だと言ってます
買う者にとっては価格が安いのは
助かりますが、生産者の方は大変ですね
のりさんdcさん おはようございます
もちろん消費者のために、安くて美味しいものを提供するのが私達の務めです
しかし、農家が生計を維持できない状態と言うのは、やはり考えものですね
後を引き継ぐ若者達のためも、安心して仕事ができる環境が欲しいと思います
今は、少し行き過ぎですね
来年は、どうなるんでしょうか?
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